特許
J-GLOBAL ID:200903098873598129

石油系燃焼灰の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123860
公開番号(公開出願番号):特開平10-314693
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 石油系燃焼灰からバナジウム、アンモニアを効率良く回収するとともに、のこりの廃液を効率良く処理する。【解決手段】 石油系燃料を使用するボイラ等の燃焼排ガス流路に設置された集塵機で捕集された燃焼灰の処理方法を、?@前記燃焼灰を水溶液に溶解させると共に必要に応じて酸及び還元剤を添加して溶解処理して溶解液とし、?A前記溶解処理における不溶解物を溶解液から分離除去し、?B不溶解物を分離除去した後の溶解液のpH値を調整してバナジウムを回収し、?C更に消石灰を加えて水溶液中の硫酸塩を石膏として沈殿させてスラリ液とし、?Dスラリ液からアンモニアを分離回収して溶解液のpH値調整に利用し、?Eアンモニアを分離した後の石膏を含むスラリ液を排ガス流路に設置された脱硫装置に供給する、各手順を含んで構成する。
請求項(抜粋):
石油系燃料を使用するボイラ等の燃焼排ガス流路に設置された集塵機で捕集された燃焼灰の処理方法において、?@前記燃焼灰を水溶液に溶解させると共に必要に応じて酸及び還元剤を添加して溶解処理し、?A不溶解物を分離除去し、?B不溶解物を分離除去した後の液からバナジウムを回収し、?C更に消石灰を加えて水溶液中の硫酸塩を石膏として沈殿させてスラリ液とし、?Dスラリ液からアンモニアを分離し、?Eアンモニアを分離した後の石膏を含むスラリ液を排ガス流路に設置された脱硫装置に供給する、手順を含んでなることを特徴とする石油系燃焼灰の処理方法。
IPC (7件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  C01G 31/00 ,  C22B 7/02 ,  C22B 34/22
FI (6件):
B09B 3/00 304 G ,  C01G 31/00 ,  C22B 7/02 B ,  C22B 34/22 ,  B01D 53/34 125 R ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
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