特許
J-GLOBAL ID:200903098957034158
糖製造方法、エタノール製造方法及び乳酸製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
白崎 真二
, 阿部 綽勝
, 勝木 俊晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-237039
公開番号(公開出願番号):特開2008-054608
出願日: 2006年08月31日
公開日(公表日): 2008年03月13日
要約:
【課題】エネルギ効率の良い糖の製造方法を提供すること。【解決手段】リグノセルロースに過酸化水素水を加えたリグノセルロース混合液を加熱し、前記ヘミセルロースと前記リグニンとを溶解させる予備加熱工程と、前記予備加熱工程を経た前記リグノセルロース混合液を、前記予備加熱工程における加熱温度よりも高い温度で加熱し、前記ヘミセルロースを糖化させ、糖混合液を得るヘミセルロース糖化工程と、前記糖混合液からセルロースを除去することにより、第一糖溶液を得る第一糖溶液分離工程と、前記セルロースに過酸化水素水をさらに加えたセルロース混合液を加熱して、セルロースを糖化させるセルロース糖化工程と、前記セルロース糖化工程を経たセルロース混合液を、前記セルロース糖化工程における加熱温度よりも高い加熱温度で一定時間加熱して、第二糖溶液を得る第二糖溶液生成工程と、を備える糖製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ヘミセルロース、セルロース及びリグニンを含むリグノセルロースから糖を製造する方法であって、
前記リグノセルロースに過酸化水素水を加えたリグノセルロース混合液を加熱し、前記ヘミセルロースと前記リグニンとを溶解させる予備加熱工程と、
前記予備加熱工程を経た前記リグノセルロース混合液を、前記予備加熱工程における加熱温度よりも高い温度で加熱し、前記ヘミセルロースを糖化させ、糖混合液を得るヘミセルロース糖化工程と、
前記糖混合液からセルロースを除去することにより、第一糖溶液を得る第一糖溶液分離工程と、
前記セルロースに過酸化水素水をさらに加えたセルロース混合液を加熱して、セルロースを糖化させるセルロース糖化工程と、
前記セルロース糖化工程を経たセルロース混合液を、前記セルロース糖化工程における加熱温度よりも高い加熱温度で一定時間加熱して、第二糖溶液を得る第二糖溶液生成工程と、を備えることを特徴とする糖製造方法。
IPC (3件):
C13K 1/02
, C12P 7/08
, C12P 7/56
FI (3件):
C13K1/02
, C12P7/08
, C12P7/56
Fターム (7件):
4B064AC03
, 4B064AD33
, 4B064CA02
, 4B064CA06
, 4B064CD22
, 4B064CD24
, 4B064DA16
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
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化学工学会秋季大会研究発表講演要旨集, 2005, Vol.37th, O123
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鹿児島県工業技術センター研究報告, 2001, 第14号, p.45-51
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Catalysis Letters, 1999, Vol.63, p.193-197
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化学工学会年会研究発表講演要旨集, 1999, 64th, p.115
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日本食品科学工学会創立50周年記念第50回大会講演集, 2003, p.41
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