特許
J-GLOBAL ID:200903099013289621

エンコーダ付組み合わせシールリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096669
公開番号(公開出願番号):特開2000-289405
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 組み合わせシールリングに支持固定するエンコーダ4から出る磁束密度を十分に大きくできる構造を実現する。【解決手段】 永久磁石であるエンコーダ4は、スリンガ3を構成する回転円輪部13の側面に添着している。このエンコーダ4の外周縁を回転円輪部13の外周縁よりも、0.2mm以上ではあるが極力小さな距離δだけ、直径方向に凹ませる。上記エンコーダ4の幅寸法W4 を確保して、上記課題を解決する。同時に、上記回転円輪部13のうち、シールリップ11cが摺接する部分に、上記エンコーダ4を構成するゴム磁石の材料が付着するのを防止する。
請求項(抜粋):
固定輪の周面と回転輪の周面との間に存在する空間部の開口端部を塞ぐと共に、この回転輪の回転速度を検出する為に使用するエンコーダ付組み合わせシールリングであって、上記固定輪の周面に固定されるシールリングと、上記回転輪の周面に固定される金属製のスリンガと、このスリンガに支持固定されるエンコーダとを備え、上記シールリングは、上記固定輪の周面に嵌合固定される固定円筒部及びこの固定円筒部の端縁から上記回転輪の周面に向け折れ曲がった固定円輪部から成る芯金と、この芯金の全周に亙って添着された、シールリップを有する弾性材とを備え、上記スリンガは、上記回転輪の周面に嵌合固定される回転円筒部と、この回転円筒部の端縁から上記固定輪の周面に向け折れ曲がった回転円輪部とを備えて、弾性材を備えず、上記回転円筒部の周面及び上記回転円輪部の片側面で上記シールリップの先端縁を摺接させる部分を平滑面としており、上記エンコーダは、円周方向に亙ってS極とN極とを交互に配置したゴム磁石製で、上記回転円輪部の側面で上記シールリップとは反対側に位置する面に、この面を利用したモールド成形により添着支持されており、上記エンコーダの端縁は、上記回転円輪部の端縁から、0.2mm以上、直径方向に関し凹んだ位置に存在する事を特徴とするエンコーダ付組み合わせシールリング。
IPC (5件):
B60B 35/18 ,  F16C 33/78 ,  F16J 15/32 311 ,  G01D 5/245 ,  G01P 3/488
FI (5件):
B60B 35/18 ,  F16C 33/78 Z ,  F16J 15/32 311 Z ,  G01D 5/245 X ,  G01P 3/488
Fターム (14件):
2F077AA42 ,  2F077NN02 ,  2F077NN08 ,  2F077NN26 ,  2F077PP05 ,  2F077VV03 ,  2F077VV23 ,  2F077VV31 ,  2F077VV33 ,  2F077VV35 ,  3J006AE00 ,  3J006AE23 ,  3J016AA02 ,  3J016BB03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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