特許
J-GLOBAL ID:200903099306207980

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224604
公開番号(公開出願番号):特開平10-054280
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 リーンバーン制御中に、安定したリーンバーン制御を実現すると共に、燃焼状態が安定しているときに空燃比をリーン化する補正量を制御してNOxの発生を抑制することができる内燃機関の空燃比制御装置を提供することである。【解決手段】 エンジン1の回転変動量を検出し、この検出されたエンジン1の回転変動量に応じて目標空燃比係数KCMDを補正するので、安定したリーンバーンフィードバック空燃比制御を実現することができる。又、リーンバーン制御中の実燃焼限界相当の目標空燃比係数と設定目標空燃比係数との偏差DKCMDXを算出して記憶し、そのDKCMDX値に基づいて、リーンフィードバック中の実制御空燃比のリーン側への移行速度を実制御空燃比が実燃焼限界空燃比補正量DKCMDXよりリッチ側のときは速く、リーン側のときは遅くするので、燃焼不安定によりリーンバーン中の運転性を損ねることなくNOxの発生量を最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に取付けられ、排気中の空燃比に比例した値を出力する空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段の出力に基づき空燃比を所定の目標空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御手段と、前記内燃機関の運転状態が所定運転状態にあるとき前記フィードバック制御の目標空燃比を理論空燃比よりリーン側の空燃比に設定する目標空燃比設定手段と、前記内燃機関の燃焼変動量を検出する燃焼変動量検出手段と、前記燃焼変動量検出手段により検出された燃焼変動量が第1の所定値より大きい時には前記目標空燃比をリッチ側に補正し前記第1の所定値以下の第2の所定値より小さい時には前記目標空燃比をリーン側に補正する目標空燃比補正手段とを有する内燃機関の空燃比制御装置において、前記目標空燃比補正手段により補正された目標空燃比を学習する目標空燃比学習手段と、前記目標空燃比学習手段により学習された目標空燃比により前記目標空燃比補正手段を制御する目標空燃比補正制御手段とを有することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 362
FI (2件):
F02D 41/14 310 M ,  F02D 45/00 362 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
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