スペクトル拡散通信装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：藤本英介
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-053346
公開番号（公開出願番号）：特開2000-252874
出願日： 1999年03月01日
公開日（公表日）： 2000年09月14日
要約：

【要約】【課題】信号の振幅変動を抑制して、増幅器等に要求される線形性を緩和することによって、送信装置の小型化、省電力化および省コスト化を図ることができるようにする。【解決手段】送信信号はI相成分およびQ相成分に分けられて、複素拡散部301では1,-1が交互に現れる複素数値系列のパターンを用いて乗算器304,305および加算器302,303によって拡散を行なう。複素拡散部301からの出力は、ユーザ毎に割り当てられた疑似ランダム系列PN(k)(x)を用いて、乗算器306,307において変調される。ロールオフフィルター308,309によって波形整形されたベースバンド信号はキャリア変調部316で変調された後、電力増幅器315に送られ、増幅されてアンテナ317より送信される。

請求項（抜粋）：

直接拡散方式によるスペクトル拡散通信を行なう送信機および受信機を有するスペクトル拡散通信装置において、前記送信機は、送信信号のI相成分信号とQ相成分信号に、I-Q平面上配置される信号に対し原点方向に位相遷移させない1種類の複素数値系列をそれぞれ乗算して拡散する複素拡散部と、該複素拡散部を出力した信号に、シンボルレートを越える速度で発生する擬似ランダム系列を乗算する乗算器と、波形整形を行うロールオフフィルタと、波形成形を行った信号をキャリア変調するキャリア変調部と、からなり、前記受信機は、受信信号をキャリア復調するキャリア復調部と、該キャリア復調部を出力した2種類の信号に対し前記擬似ランダム系列を前記速度で発生させて乗算する乗算器と、各信号に前記複素数値系列を乗算して逆拡散する複素逆拡散部と、I相成分とQ相成分を取り出すよう位相補正を行う位相補正部と、からなることを特徴とするスペクトル拡散通信装置。

IPC (4件)：

H04B 1/707 , H04Q 7/38 , H04L 27/20 , H04L 27/22

FI (4件)：

H04J 13/00 D , H04L 27/20 Z , H04B 7/26 109 N , H04L 27/22 C

Fターム (17件)：

5K004AA05 , 5K004FE00 , 5K004FF01 , 5K004FG00 , 5K004FH05 , 5K022EE03 , 5K022EE22 , 5K022EE32 , 5K022EE36 , 5K067AA41 , 5K067AA42 , 5K067AA43 , 5K067BB04 , 5K067CC10 , 5K067EE02 , 5K067GG01 , 5K067GG11

引用特許：

審査官引用 (4件)

スペクトル拡散変調方式およびその復調方式
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-033298 出願人：富士通株式会社
CDMA方式のマルチコード送信装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-336935 出願人：日本電気株式会社
スペクトル拡散による無線通信システム
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-051010 出願人：ローデウントシユバルツゲーエムベーハーウントコンパニーカーゲー

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