特許
J-GLOBAL ID:200903099463040143

干渉キャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338435
公開番号(公開出願番号):特開平10-178373
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 サンプリングクロックにタイミングオフセット、希望波と干渉波の受信タイミングの不一致でも優れた誤り率特性が得られるようにする。【解決手段】 シンボル周期Tの1/2のサンプリング周期を持つ受信信号に、分数間隔形トランスバーサルフィルタ71でタップ係数と畳み込み演算を行い、希望波及び干渉波の各複素シンボル系列候補に伝送路特性推定値を畳み込み演算して、レプリカ信号を生成し(75)、レプリカ信号と、フィルタ71の出力との差分を誤差信号とし、この誤差信号を尤度情報として、最尤系列推定により、希望波の推定信号と、前記各複素シンボル系列候補を得(36,37,38)、受信信号と各複素シンボル系列候補と誤差信号から希望波の最先行のフェージング振幅を-1に固定するという拘束条件下で誤差信号の2乗平均が最小になるように伝送路特性推定値を求める(81)。
請求項(抜粋):
1シンボル周期より短かいサンプリング周期の受信信号を入力としてタップ係数との畳み込み演算を行い、その演算結果を出力する前段フィルタ手段と、希望波の複素シンボル系列候補と、N波(但し、Nは自然数)の干渉波の複素シンボル系列候補とで構成される複素シンボル系列候補群を入力として、伝送路特性推定値との畳み込み演算を行い、その演算結果をレプリカ信号として出力するレプリカ信号生成手段と、前記前段フィルタ手段の出力と前記レプリカ信号との差分を誤差信号とし、この誤差信号を尤度情報として最尤系列推定により信号判定を行い、希望波の判定信号と前記複素シンボル系列候補群を出力する最尤系列推定手段と、前記受信信号、前記複素シンボル系列候補群と前記誤差信号を入力として、前記伝送路特性推定値の特定要素を固定するという拘束条件の下で前記誤差信号の平均2乗が最小となるように、前記タップ係数と前記伝送路特性推定値を推定して出力するパラメータ推定手段とから構成されることを特徴とする干渉キャンセラ。
IPC (6件):
H04B 7/005 ,  G06F 17/10 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H04B 1/10 ,  H04L 27/01
FI (6件):
H04B 7/005 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 N ,  H04B 1/10 L ,  G06F 15/31 A ,  H04L 27/00 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 分数間隔の等化回路および等化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-038483   出願人:アルカテル・イタリア・エス・ピー・エー
  • 特開平4-271508
  • 適応等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248789   出願人:日本電気株式会社

前のページに戻る