特許
J-GLOBAL ID:200903099489641510

におい特定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-192760
公開番号(公開出願番号):特開2006-017467
出願日: 2004年06月30日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】 製鉄工場における臭気発生源や臭気原因の特定などの精度を向上させる。 【解決手段】 タール臭、コークス臭の2種の基準臭気を予め測定し、その結果により、6個のにおいセンサ31〜36の検出出力により形成される6次元空間においてそれぞれ基準においベクトルを作成し、これを表現するデータを記憶部53に保存しておく。ベクトル演算部52は、未知臭気の測定時にも同様ににおいベクトルを作成し、指標値算出部54は、このにおいベクトルと各基準においベクトルとのなす角度をそれぞれ求め、それら角度から各基準臭気に対する類似率を算出する。さらに嗅覚特性補正部55は予め得た嗅覚による感度をセンサ出力感度との相違性による補正情報を利用して類似率を補正する。判別部56は補正された2個の類似率を比較することにより、未知臭気が基準臭気のいずれに近いのかを判断し臭気原因として特定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a)異なる応答特性を有するm(mは2以上の整数)個のにおいセンサと、 b)該m個のにおいセンサによる測定結果で形成されるm次元空間において、コークス臭及びタール臭である2種の基準臭気の測定結果によりそれぞれ作成される2本の基準においベクトルを表現するデータを保存しておく基準データ記憶手段と、 c)未知臭気を含む試料の測定結果により表されるにおいベクトルを前記m次元空間内に位置付け、該においベクトルと前記2本の基準においベクトルとのなす角度をそれぞれ算出し、それら角度に基づいて前記未知臭気と各基準臭気との類似の程度を表す指標をそれぞれ求める指標値算出手段と、 d)前記2種の基準臭気について人間の嗅覚感度とにおいセンサの出力との相違性に関する補正情報を用いて、前記各指標値を相互に比較可能なように修正する指標値修正手段と、 e)前記2種の基準臭気に対する2個の修正された指標値に基づいて前記未知臭気がいずれの基準臭気と近いのかを推定する推定手段と、 を備えることを特徴とするにおい特定装置。
IPC (2件):
G01N 27/12 ,  G01N 5/02
FI (2件):
G01N27/12 A ,  G01N5/02 A
Fターム (10件):
2G046AA01 ,  2G046BA09 ,  2G046DC14 ,  2G046DC16 ,  2G046DC17 ,  2G046DC18 ,  2G046DD01 ,  2G046EB01 ,  2G046FA01 ,  2G046FB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-174035   出願人:株式会社島津製作所
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-200753   出願人:株式会社島津製作所
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-254975   出願人:株式会社島津製作所
全件表示
審査官引用 (4件)
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-254975   出願人:株式会社島津製作所
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-256696   出願人:株式会社島津製作所
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-174035   出願人:株式会社島津製作所
全件表示

前のページに戻る