エンドテリンの活性を調節するスルホンアミド及びその誘導体

発明者： , , , , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：川口義雄 (外2名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-500856
公開番号（公開出願番号）：特表平8-510744
出願日： 1994年05月20日
公開日（公表日）： 1996年11月12日
要約：

【要約】スルホンアミド、及びエンドテリンレセプターをこのスルホンアミドと接触させることによってエンドテリンペプチドがエンドテリンレセプターに結合することを阻害するために上記スルホンアミドを使用する方法とを提供する。エンドテリンの活性を阻害又は増大させる1つ以上の上記スルホンアミド又はそのプロドラッグを有効量投与することによってエンドテリン介在疾病を治療するための方法も提供する。上記スルホンアミドは式(I)を有し、この式中でAr1が3-又は5-イソオキサゾリルであり、Ar2が、アルキル(直鎖と枝分れ鎖を含む)、芳香族環、縮合芳香族環、ヘテロ環(1個、2個、又は、それ以上の個数のヘテロ原子を有する5員ヘテロ環とその縮合環類似体と、1個、2個、又は、それ以上の個数のヘテロ原子を有する6員ヘテロ環とその縮合環類似体を含む)である。Ar2がチオフェニル、フリル、ピロリル、ナフチル、フェニルであることが好ましい。Ar1が4-ハロ置換イソオキサゾールである上記化合物が、対応するアルキル置換化合物よりも高い活性を有し、高級アルキルによってAr1が上記位置で置換されている上記化合物が、対応する低級アルキル置換化合物に比ベてETBレセプターに対して高い親和性を示す傾向がある。

請求項（抜粋）：

式I[式中のR1とR2とが次の(i)、(ii)又は(iii)のいずれかであり、 (i)R1とR2とが、互いに独立して、H、NH2、NO2、ハロゲン、擬ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロラリル、アルコキシ、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アリールオキシ、アリールアミノ、アリールチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、ハロアルキル、ハロアリール、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、アミノカルボニル、アリールカルボニル、ホルミル、置換又は非置換アミド、置換又は非置換ウレイド(R2がハロゲン又は擬ハロゲンでないという条件で、そのアルキル部分とアルケニル部分とアルキニル部分が1個から約14個までの炭素原子を含み、直鎖か枝分れ鎖か又は環状であり、そのアリール部分が約4個から約16個の炭素を含む)から選択されたものであるか、又は、 (ii)R1とR2とが一緒になって-(CH2)n(nは3から6)を形成するか、又は、 (iii)R1とR2とが一緒になって1,3-ブタジエニル基を形成しており、前記化合物がイソオキサゾリル基の4位においてハロゲン又は高級アルキル(好ましくはC9H19からC13H27)によって置換されたN-イソオキサゾリルスルホンアミドでないならば、Ar2がフェニル又はナフチルでないことを除いて、Ar2は、結果として得られるスルホンアミドが、約50μM未満の濃度において、エンドテリンレセプターに対するエンドテリンペプチドの結合を、上記スルホンアミドの不在下で結合するのと比較して50%阻害するようないずれかの基である]の化合物。

IPC (16件)：

C07D261/14 , A61K 31/415 ABE , A61K 31/415 ABL , A61K 31/415 ABQ , A61K 31/415 ACF , A61K 31/415 ACJ , A61K 31/415 ACV , A61K 31/42 AED , A61K 31/425 ADU , C07D261/16 , C07D261/20 , C07D413/12 207 , C07D413/12 307 , C07D413/12 333 , C07D413/14 207 , C07D417/12 261

FI (16件)：

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開昭63-238006
特公昭45-038527
スルホンアミドエンドセリンアンタゴニスト
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-035360 出願人：イー・アール・スクイブ・アンド・サンズ・インコーポレイテッド

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