特許
J-GLOBAL ID:200903099956450286
ロータリーベーン式舵取機のシール構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-195314
公開番号(公開出願番号):特開2003-161371
出願日: 2002年07月04日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 弾性材料よりなるシール材の製作寸法公差の問題に影響を受けることを少なくし、シーリング性能に優れるとともに損傷を防止でき、信頼性の高い、またコスト的にも合理化の可能なロータリーベーン式舵取機のシール構造を提供する。【解決手段】 ハウジング1の内部に配置したローター2の周囲にベーン5とセグメント25によって複数の油室を区画し、ローター2に上下端面に開口するバランス孔2fを設け、バランス孔2fと油室の圧力側となる油室とを連通する油経路を設け、ハウジング1の内底面に環状スリット11をローター2の下部端面2eに対向して形成し、環状スリット11の底部の外周側に環状溝12を形成し、環状スリット11に配置するリングシール材13に、環状溝12に嵌入する円筒部13aとリング状リップ部13cとを形成し、バランス孔2fの開口を環状スリット11の内周縁より内側に配置した。
請求項(抜粋):
舵軸に嵌合装着するローターと、ローターを収納してローターの周囲に油室用空間を形成するハウジングと、ハウジングの上部開口に配置する環状のカバーとを有し、ローターの外周面の周方向に沿った等間隔の位置に複数のベーンを配置し、ハウジングの内周面の周方向に沿った等間隔の位置に複数のセグメントを配置し、ベーンとセグメントによって前記油室用空間を複数の油室に区画し、ローターに上下端面に開口するバランス孔を設け、ハウジングの底面およびカバーの下面に環状スリットをローターの端面に対向して形成し、環状スリットにシール面がローターの端面に適当な接触圧をもって接触する弾性材料からなるリングシール材を配置するロータリーベーン式舵取機において、環状スリットの底部の外周側に環状溝を形成し、リングシール材に、環状溝に嵌入する円筒部と、円筒部から径方向内側へ環状スリット幅にわたって突出するとともに、自由状態で先端部が円筒部の端面よりローターの端面側へ突出するリング状リップ部とを形成し、バランス孔を圧力側となる油室と連通せしめ、バランス孔の開口を環状スリットの内周縁より内側に配置したことを特徴とするロータリーベーン式舵取機のシール構造。
IPC (2件):
FI (2件):
F16J 15/18 C
, B63H 25/30 A
Fターム (7件):
3J043AA16
, 3J043AA17
, 3J043BA08
, 3J043CA03
, 3J043CA05
, 3J043DA03
, 3J043DA10
引用特許:
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