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J-GLOBAL ID：201002201400303795   整理番号：10A0561794

知能的太陽光植物工場の新展開〔6〕-植物工場のロボット活用例-

著者 (1件)： 有馬誠一 (愛媛大 農)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 85  号： 6  ページ： 647-655  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の農業の現状とIT・ロボットによるイノベーションの必要性を論じ,ロボットによる省力化,情報化の研究を紹介した。ロボットを利用した情報化農業システムとして,植物工場での生育・品質の管理,情報収集ロボットの走行ユニット,生育診断情報および収穫物情報収集装置について解説した。また,太陽光植物工場のためのロボットとして,収穫物情報収集機能付きキュウリ収穫ロボットについて,ロボットに適した栽培様式,キュウリ収穫ロボットの視覚センサ,マニピュレータとエンドエフェクタ等開発された技術を報告した。収穫物情報収集機能付きイチゴ収穫ロボットの研究についても紹介した。太陽光知的植物工場システムの全自動化に向け,IT・ロボットによる生産システムを構築して植物へより好適な環境を提供することで安定生産と高品質化が達成できる。

シソーラス用語： *植物工場 ,  情報技術 ,  産業用ロボット ,  技術革新 ,  省力化 ,  改変 ,  栽培管理 ,  品質管理 ,  情報収集 ,  走行装置 ,  キュウリ ,  イチゴ ,  視覚センサ ,  マニピュレータ ,  エンドエフェクタ ,  技術開発 ,  太陽光 ,  自動化 ,  生産システム ,  環境整備 ,  高設栽培 ,  技術展望 ,  認識 ,  収穫ロボット ,  果物 ,  ロボット
準シソーラス用語： システム構築 ,  果実認識 ,  栽培様式 ,  情報化 ,  生育診断ロボット ,  走行部 ,  太陽光植物工場 ,  *利用技術

分類 (2件)： 農業機械・施設一般  (FB03010O) ,  産業用ロボット  (IC04020M)

引用文献 (15件)：

• 有馬誠一・近藤 直・芝野保徳・山下 淳・藤浦建史・秋吉広明1994. キュウリ収穫ロボットの研究 (第1報)-キュウリの栽培様式およびマニピュレータの機構の検討-. 農業機械学会誌56(1): 55-64.
• Arima, S., Kondo, N., Shibusawa, S., Yamashita J. 2003 Traceability Based on Multi-Operation Robot; Information from Spraying, Harvesting and Grading Operation Robot. Proceedings of the 2003 IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Machatronics: 1204-1209.
• Arima, S. and Kondo, N. 1999. Cucumber Harvesting Robot and Plant Training System, Journal of Robotics and Mechatronics, 11-3, 208-212.
• 有馬誠一2009. 生育診断ロボットによる情報化農業. 日本生物環境工学会2009年大会講演要旨: 312-313.
• 橋本 康1992. グリーンハウス・オートメーション. 養賢堂

タイトルに関連する用語 (8件)： 知能 ,  太陽光 ,  植物工場 ,  展開 ,  植物 ,  工場 ,  ロボット ,  活用