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J-GLOBAL ID：201002205384982569   整理番号：10A1146256

環境にやさしい自動車材料技術 省燃費に寄与する最新の潤滑油技術動向

The Latest Technology Trends on Automotive Lubricants Contribute to Fuel Economy

著者 (1件)： 中村英幸 (出光興産)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 64  号： 11  ページ： 71-76  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車の省燃費に寄与する潤滑油の技術動向について述べる。エンジン油への省燃費性要求の高まりから,エンジン油の規格制定のたびに高い合格基準が設定されてきた。2010年10月から運用されるILSAC規格の新しいGF-5は,GF-4に対して0.3%程度の燃費向上を要求している。ACEA規格やJASOディーゼルエンジン油規格でも要求されている。技術的対応は,流体潤滑では低粘度化による粘性抵抗低減,境界潤滑では摩擦調整剤配合による金属接触抵抗低減,でそれぞれについて解説した。ATF,MTFおよび差動歯車油の技術動向を紹介した。

シソーラス用語： *エンジン油 ,  *省エネルギー ,  *ギヤ油 ,  規格 ,  流体潤滑 ,  境界潤滑 ,  抵抗 ,  添加剤 ,  自動変速機油
準シソーラス用語： ILSAC規格 ,  *省燃費 ,  粘性抵抗 ,  摩擦調整剤

分類 (2件)： 自動車材料  (QG03080N) ,  石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X)

引用文献 (26件)：

• 佐光. 自動車用ガソリンエンジン油の技術動向と規格について. 潤滑経済. 2010, 533, 24-27
• 山下. 自動車の低燃費化とエンジンオイル動向. 潤滑経済. 2010, 533, 20-23
• BOVINGTON, C. Predicting Sequence VI and VIA Fuel Economy From Laboratory Bench Tests
• 由岐. 低粘度潤滑油における粘度指数向上剤の潤滑性向上技術. トライボロジスト. 2008, 53, 7, 29-35
• 田川. 自動車の省燃費に及ぼす潤滑油基油の効果. 石油学会2009年石油製品討論会予稿集. 2009, 91-95

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境 ,  自動車材料 ,  省燃費 ,  潤滑 ,  技術動向