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J-GLOBAL ID:201002206177777510   整理番号:10A0915446

関東地方における夏季地表オゾン濃度のNOx,VOC排出量に対する感度の地理分布 第I報 大小2種類の植物起源VOC排出量推定値を入力した場合の数値シミュレーションによる推定

Spatial distribution of summer-time surface ozone sensitivity to NOx and VOC emissions for the Kanto area Part 1: Estimation by numerical simulations with two kinds of (larger and smaller) biogenic emission estimates
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 183-194  発行年: 2010年08月30日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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関東地方の光化学オキシダント(オゾン)汚染を軽減させるための合理的な排出削減対策を決定するためには,各地点におけるオゾン濃度の前駆物質排出量に対する感度がNOx-sensitive,VOC-sensitiveのいずれの状態(感度レジーム)にあるのかを知ることが重要である。本研究では,関東地方内で注意報発令レベルのオゾンが出現した夏季の複数日(合計3日間)について,3次元化学輸送モデルによるシミュレーションによって,関東地方における地点ごとのオゾン日最高濃度に対する感度レジームの地理分布を推定した。ここで,モデルに入力する植物起源VOC排出量は日本に自生する植物種を対象にして行なわれた近年の放出量測定結果を考慮して推定した。感度レジーム地理分布は,都心部およびその周辺のわずかな地域ではVOC-sensitiveであるが,その他の地域は,注意報発令レベルオゾンの出現日数が多い地域を含めて大部分がNOx-sensitiveであると推定された。一方,より小さめの既存の植物起源VOC排出量推定値を入力した場合のシミュレーション結果では,VOC-sensitiveの領域が顕著に多くなっており,植物起源VOC排出量の入力値によって感度レジームの推定結果が大きく左右されることがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  気圏環境汚染 
引用文献 (30件):
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