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J-GLOBAL ID:201002206715346737   整理番号:10A0335943

マッシュルームBoletus venenatusの毒性イソレクチン

Toxic isolectins from the mushroom Boletus venenatus
著者 (17件):
資料名:
巻: 71  号: 5-6  ページ: 648-657  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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毒性マッシュルームBoletus venenatus摂取は,吐き気,反復嘔吐,下痢,腹痛のような胃腸症候群を引き起こす。マッシュルームの毒性本体であるイソレクチン(B.venenatusレクチン,BVL)族を,一連の80%硫安沈殿,スーパーQアニオン交換クロマトグラフィー,TSKゲルG3000SWゲル濾過により分離した。BVLはSDS-PAGEで単一バンドを示したが,BioAssist Qアニオン交換クロマトグラフィーによりさらに8つのイソレクチン(BLV-1~-8)に分割された。全てのイソレクチンはレクチン活性を示して,マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF-MS)により検出されたように,非常に似た分子量を持っていた。それらの中で,BVL-1と-3を99アミノ酸の完全配列決定によりさらに特性化した結果,相互に同じであることが分かった。血球凝集阻害分析において,両蛋白質は調べた単-または少-糖類に結合できずに,糖蛋白質に対して同じ糖結合特異性を示した。調べた糖蛋白質の中で,アシアロフェツインが最強の阻害剤であった。また,各イソラクチンの糖結合特異性をフロンタルアフィニティクロマトグラフィーと表面プラズモン共鳴分析を用いて分析して,N結合糖鎖,特にN結合糖鎖のGalβ1→4GlcNAcβ1→4Manβ1→4GlcNAcβ1→4GlcNAc(II型)残基を認識することを示した。腹腔内注射によるBVL摂取は,マウスに致死的毒性をもたらして,ラットの経口投与は下痢を引き起こした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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微生物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  野菜とその加工品  ,  微生物起原の毒性 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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