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J-GLOBAL ID：201002208617547948   整理番号：10A0446867

菌体密度感知経路に関与する二機能性ATP結合カセット輸送体であるStreptococcus ComAのペプチダーゼドメインの結晶構造

Crystal Structure of the Peptidase Domain of Streptococcus ComA, a Bifunctional ATP-binding Cassette Transporter Involved in the Quorum-sensing Pathway

著者 (7件)： ISHII Seiji (Osaka Medical Coll., Osaka) ,  YANO Takato (Osaka Medical Coll., Osaka) ,  EBIHARA Akio (RIKEN, Hyogo) ,  EBIHARA Akio (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  OKAMOTO Akihiro (Tokai Univ., Shizuoka) ,  MANZOKU Miho (RIKEN, Hyogo) ,  HAYASHI Hideyuki (Osaka Medical Coll., Osaka)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 14  ページ： 10777-10785  発行年： 2010年04月02日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Streptococcusで菌体密度感知に関与しバクテリオシン関連ATP結合カセットファミリーに属すComAのペプチダーゼドメイン(PEP)が,プロペプチドComCの延長部を認識するので,その認識を構造的に解析した。結晶構造によれば,PEPは予想されていたようにパパイン様のシステインプロテアーゼと同様な構造であり,狭い溝の底にある活性部位はGly-Glyモチーフの結合に適していた。構造と変異実験によれば,PEPの浅い窪んだ疎水性表面がComCのN末に適応していた。したがって,ComAのPEPは基質を二重に認識することで特異性を高めていることが示唆された。

シソーラス用語： 結晶構造 ,  立体配座 ,  アミノ酸配列 ,  結合部位 ,  活性部位 ,  結晶構造解析 ,  膜タンパク質 ,  *システインプロテイナーゼ ,  *基質特異性 ,  折畳み構造 ,  酵素反応速度論 ,  Streptococcus mutans ,  計算機シミュレーション ,  円偏光二色スペクトル ,  ATP結合カセット ,  クオラムセンシング ,  分子動力学シミュレーション ,  シグナル伝達 ,  微生物 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  *ComA

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 密度 ,  感知 ,  経路 ,  機能性 ,  ATP結合カセット輸送体 ,  Streptococcus ,  結晶構造