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J-GLOBAL ID：201002209065691000   整理番号：10A0071360

模擬使用条件下での鉄道車輪用Fe-0.67パーセントC鋼におけるフェライトおよび球状セメンタイトの超微細組織の生成

Ferrite and Spheroidized Cementite Ultrafine Microstructure Formation in an Fe-0.67 Pct C Steel for Railway Wheels under Simulated Service Conditions

著者 (3件)： HANDA Kazuyuki (Railway Technical Res. Inst., Tokyo, JPN) ,  KIMURA Yoshisato (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  MISHIMA Yoshinao (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 40  号： 12  ページ： 2901-2908  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄道車輪用高炭素鋼(0.67%C)の金属組織はレールとの回転接触およびブレーキ時の周期的摩擦熱によって大きな影響を受ける。表面近傍での金属組織の変化を走査型電顕(SEM)および電子線後方散乱回折によって研究した。1μm以下のフェライト粒と球状化セメンタイトから成る超微細組織が接触面から100μmまでの領域で生成していることが解った。フェライトの連続再結晶による蓄積転位の再配列によって生成した小傾角亜粒界が金属組織の微細化と関連している。均一に分布した微細球状セメンタイトが大傾角粒界の移動を阻害し,亜粒界生成に十分な転位密度を維持する。本研究は,車輪の使用条件下で「インサイチュ金属組織制御」の起ることを示した。

シソーラス用語： *高炭素鋼 ,  鉄道 ,  *車輪 ,  *金属組織 ,  レール ,  ブレーキ ,  摩擦熱 ,  フェライト組織 ,  セメンタイト ,  球状化 ,  再結晶 ,  小傾角粒界 ,  亜粒界 ,  *微細構造 ,  *表層構造 ,  シミュレーション ,  転がり接触

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  鉄道車両設計  (QH02010K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 使用条件 ,  鉄道 ,  車輪 ,  Fe ,  C鋼 ,  フェライト ,  微細組織