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J-GLOBAL ID：201002213063891327   整理番号：10A0664562

直下地震の直撃を受けたダムの事例

著者 (1件)： 大町達夫 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： ダム技術  (Engineering for Dams)
号： 285  ページ： 3-13  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： Y0579A  ISSN： 0289-9639  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直下地震の直撃を受けたダムの事例としてコンクリートダムの場合を4例(布引五本松ダム,石岡ダム,沙牌ダム,賀祥ダム),フィルダムの場合を3例(浅河原調整池ダムと新山本調整池ダム,紫坪鋪ダム,荒砥沢ダム),各々紹介した。特に,荒砥沢ダム(堤高74.4m,中央土質遮水壁型ロックフィルダム)において08年6月の岩手・宮城内陸地震時に貯水位が2.4m急上昇し,堤体中央部が約40cm沈下した事象をデータに基づき詳細に報告した。

シソーラス用語： *大地震 ,  災害調査 ,  損傷 ,  *事例研究 ,  コンクリートダム ,  フィルダム ,  *ダム
準シソーラス用語： 岩手・宮城内陸地震 ,  *直下型地震

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (13件)：

• 国土交通省河川局治水課: 大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案) の概要, ダム技術No.227, 19-23, 2005.
• 神戸市水道局: 第2次布引ダム調査研究会報告書, 平成9年3月.
• 大町達夫: 1999年台湾集集地震によるダムの被害について, ダム工学vol.10, No.2, pp. 1-12, 2000.
• 大町達夫: 台湾集集地震で決壊した石岡ダムの補修と近況, ダム技術, No.191, pp. 33-36, 2002. 8.
• 松本徳久, 大町達夫, 柏柳正之: 2008年汶川地震のダムヘの影響, 大ダムNo.208, pp. 9-24, 2009. 7.

タイトルに関連する用語 (2件)： 直下地震 ,  ダム