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J-GLOBAL ID：201002213282706020   整理番号：10A0051948

走査トンネル分光法により観測した鉄カルコゲナイド超伝導体Fe_1+δSe_1-xTe_xにおける局所状態密度と超伝導ギャップ

Local density of states and superconducting gap in the iron chalcogenide superconductor Fe_1+δSe_1-xTe_x observed by scanning tunneling spectroscopy

著者 (11件)： KATO Takuya (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  MIZUGUCHI Yoshikazu (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  MIZUGUCHI Yoshikazu (Japan Sci. and Technol. Agency-Transformative Res., Ibaraki, JPN) ,  MIZUGUCHI Yoshikazu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NAKAMURA Hiroshi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  MACHIDA Tadashi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  MACHIDA Tadashi (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  SAKATA Hideaki (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  TAKANO Yoshihiko (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TAKANO Yoshihiko (Japan Sci. and Technol. Agency-Transformative Res., Ibaraki, JPN) ,  TAKANO Yoshihiko (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 80  号： 18  ページ： 180507.1-180507.4  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄カルコゲナイド超伝導体Fe_1+δSe_1-xTe_xにおける局所状態密度と超伝導ギャップの走査トンネル顕微鏡法(STM)および分光法による観測を報告する。自己フラックス法を用いて単結晶を成長させた。原子分解能による劈開面のトポグラフィックSTM像を取得し,いかなる再構成もない正方格子を明らかにした。4.2Kで測定したトンネル効果スペクトルはほぼ2.3meVの平均値をもつ超伝導ギャップを示した。超伝導ギャップは18Kで完全に消失した。銅酸物超伝導体とは鋭い対照をなして,観測される超伝導ギャップは相対的に均一であり,0.23meVの小さい標準偏差をもつ鮮明な分布に従う。正常状態のバックグラウンド電子構造はおそらく結晶中の過剰イオンに起因する強い空間的変動を示した。

シソーラス用語： スペクトロスコピー ,  *カルコゲン化物 ,  *鉄化合物 ,  超伝導体 ,  セレン化物 ,  テルル化物 ,  *状態密度 ,  *エネルギーギャップ ,  トポグラフィー【形態】
準シソーラス用語： 走査トンネル分光法 ,  分光法 ,  鉄カルコゲナイド ,  *局所状態密度 ,  *超伝導ギャップ

分類 (1件)： その他の超伝導体の物性  (BM04025Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 走査トンネル分光法 ,  観測 ,  鉄 ,  カルコゲナイド ,  超伝導体 ,  局所状態密度 ,  超伝導ギャップ