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J-GLOBAL ID：201002215241386502   整理番号：10A0742790

難利用水産加工副産物からの魚醤油製造

著者 (1件)： 吉川修司 (北海道総合研究機構 食品加工研究セ)
資料名： Techno Innovation  (Techno Innovation)
巻： 20  号： 1  ページ： 24-28  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： L4276A  ISSN： 0917-5172  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本課題ではサケの加工時に排出され,大半が廃棄されていたサケ頭部,魚醤油もろみの搾汁残渣,およびウニの加工時に排出され,廃棄されていたウニ消化管を魚醤油原料として利用することを目的として,耐塩性微生物スターターによる発酵と原料の各種前処理を組み合わせながら技術実証を行った。その結果,風味豊かなサケ醤油と心地よい磯の香を特徴とするうに醤油を開発し,さらにそれらの魚醤油を使用したカルパッチョソース,うに炊き込みご飯の素を開発し,商品化に至った。今回の技術実証により利用可能な水産加工副産物が大幅に増えることとなり,環境に優しい水産加工の実現に向けた有力な技術のひとつになると期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *産業廃棄物 ,  *水産加工 ,  *水産副産物 ,  サケ ,  資源回収 ,  *水産食品 ,  *発酵調味料 ,  ウニ ,  もろみ ,  資源再生 ,  発酵食品 ,  製品開発
準シソーラス用語： *水産廃棄物 ,  *魚醤油

分類 (3件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  発酵調味料  (FK04030S) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水産加工 ,  副産物 ,  魚醤油