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J-GLOBAL ID:201002215526501780   整理番号:10A0833133

改植のために倒した古いアブラヤシ樹幹から圧搾した汁液を用いたエタノールと乳酸生産

Ethanol and lactic acid production using sap squeezed from old oil palm trunks felled for replanting
著者 (12件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 322-325  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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改植のために倒した古いアブラヤシ樹幹は大量の高グルコース量汁液を含むことが分かった。特に,樹幹内側部の汁液は樹幹全重量の80%以上を占めた。内側部の汁液のグルコース濃度は85.2g/lで,外側に向けて減少した。比較的低濃度で見つかった他糖は,蔗糖,フルクトース,ガラクトース,キシロースおよびラムノースであった。そのうえ,アブラヤシ汁液は,いろいろな種類のアミノ酸,有機酸,鉱物とビタミンが豊富であることが分かった。これらの発見を基に清酒醸造酵母株(Saccharomyces cerevisiae Kyokai no.7)による汁液発酵でエタノールを生産した。汁液から栄養無添加でエタノールを生産し,グルコースを炭素源とするYPD培地の参照発酵収率が得られた。同様に,ホモ乳酸菌(Lactobacillus lactis ATCC19435)を用いて汁液から乳酸,バイオプラスチック用の有望な材料のポリ乳酸を生産した。汁液に含まれる糖は,基質のグルコースを含むMSR培地での参照発酵とほぼ同効率で乳酸に転換することを確認した。これらの結果は,改植で倒したアブラヤシ樹幹がパーム産油国(例えばマレーシアおよびインドネシア)における乳酸とエタノール燃料用エタノールの生産資源として重要であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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油料作物  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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