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J-GLOBAL ID:201002215608315216   整理番号:10A0378151

タイセイヨウサケ(Salmo salar)における腸のアラキドン酸カスケードへに及ぼす植物由来飼料成分および急性ストレスの複合的影響

The combined impact of plant-derived dietary ingredients and acute stress on the intestinal arachidonic acid cascade in Atlantic salmon (Salmo salar)
著者 (7件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 851-861  発行年: 2010年03月28日 
JST資料番号: B0336A  ISSN: 0007-1145  CODEN: BJNUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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タイセイヨウサケに,飼料用魚油と魚粉の対照飼料(FOFM),植物由来賦形剤を含む,80%の植物蛋白質(PP)と35%の植物油脂(VO);40%PPと70%VO;40%PPと70%VO,の4種類の飼料を12か月投与し検討した。急性ストレスを与える前(0h)および急性ストレスを与えた後(1h)に血液パラメータおよび炎症の腸生理活性脂質の媒体であるプロスタグランジンを測定した。血漿コルチーゾル応答はFMFO群が最も大きく,一方,80%PPと70%VO群の魚は血漿塩素濃度の増加を示した。70%VO群で腸のグリセロリン脂質のn-3:n-6 PUFA比率は有意に低下し,18:2n-6,20:2n-6および20:3n-6は上昇していた。n-6 PUFAの増加は腸のアラキドン酸(AA)増加と並存していなかったが,AA:EPA比率は有意に変化していた。ストレスに応答に関連するPGF,PGE2,6-ケト-PGFおよびチクロ-オキシゲナーゼ-2(COX-2)mRNA発現についても検討した。以上の結果,植物由来飼料成分での置き換えは急性生理ストレスに応答してCOX-2誘導およびサケの腸の炎症誘発性エイコサノイドの合成を強化することが分かった。
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分類 (3件):
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魚類  ,  特殊飼料  ,  動物に対する影響 
物質索引 (5件):
物質索引
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