文献

J-GLOBAL ID：201002217306526989   整理番号：10A0537553

アジアの普通コムギ品種での新Pinaヌル突然変異体の同定

Identification of new Pina null mutations among Asian common wheat cultivars

著者 (4件)： IKEDA Tatsuya M. (National Agricultural Res. Center for Western Region, 6-12-1, Nishifukatsu, Fukuyama, Hiroshima 721-8514, JPN) ,  CONG Hua (Inst. of Crop Germplasm Resources, Xinjiang Acad. of Agricultural Sciences, No. 403, Nanchang Road, Urumqi ...) ,  SUZUKI Takako (Hokkaido Central Agricultural Experiment Station, Higashi16 Kita15, Naganuma, Yubari, Hokkaido 069-1395, JPN) ,  TAKATA Kanenori (National Agricultural Res. Center for Western Region, 6-12-1, Nishifukatsu, Fukuyama, Hiroshima 721-8514, JPN)
資料名： Journal of Cereal Science  (Journal of Cereal Science)
巻： 51  号： 3  ページ： 235-237  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： H0885A  ISSN： 0733-5210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小麦粒硬度は製粉,製パン及び製麺に関係する最も重要な表現型の一つである。ピューロインドリン-a(Pina)遺伝子又はピューロインドリン-b(Pinb)遺伝子の突然変異体のいずれかが硬い粒組織を生ずる。Pina欠失突然変異体(Pina-D1b)は普通コムギ品種に広く分布している。南北アメリカとオーストラリアの品種とそれらの子孫は共通して15-kbp欠失を持つが,アジアのコムギ品種では2つの新しいタイプの欠失突然変異体が見つかった。韓国コムギ1品種と中国コムギ2品種にPinaコード領域内の+371位置に始まる4.4-kbp欠失が見つかった。また,中国コムギ2品種と日本コムギ9品種には10.4-kbp欠失が見つかり,日本コムギ5品種は-5112位置で始まるものだった。それは全長のPina遺伝子の欠失を起こした。これらの発見はアジアのコムギ品種は他の地域のコムギ品種とは遺伝的に異なることを示している。4.4-kbp及び10.4-kbp欠失突然変異体をそれぞれPina-D1r及びPina-D1sと命名した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コムギ ,  アジア ,  栽培品種 ,  *突然変異体 ,  同定 ,  小麦粉 ,  製麺 ,  種子タンパク質 ,  *遺伝子 ,  日本 ,  中華人民共和国 ,  品種差 ,  欠失突然変異 ,  *突然変異 ,  遺伝子破壊 ,  解析
準シソーラス用語： *Pina遺伝子 ,  *ヌル突然変異 ,  ピューロインドリン ,  遺伝子解析 ,  中国 ,  普通コムギ

分類 (2件)： 麦  (FC03033M) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： アジア ,  普通コムギ ,  品種 ,  ヌル突然変異 ,  同定