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J-GLOBAL ID：201002218710386054   整理番号：10A0814603

次世代大出力レーザーのためのジグザグアクティブミラー増幅器の開発

著者 (9件)： 古瀬裕章 (レーザー技術総合研) ,  河仲準二 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  宮永憲明 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  佐伯拓 (レーザー技術総合研) ,  藤田雅之 (レーザー技術総合研) ,  今崎一夫 (レーザー技術総合研) ,  石井伸也 (三菱重工業) ,  竹下賢司 (三菱重工業) ,  井澤靖和 (レーザー技術総合研)
資料名： ILT年報  (Annual Progress Report. Institute for Laser Technology)
巻： 2010  ページ： 13,15-18  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： J0650A  ISSN： 1340-6167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者等は加工産業用にキロワット以上の高平均出力レーザの開発を行ってきたが,これまでに,全反射アクティブミラー(TRAM)型のレーザ増幅方式の開発,レーザ材料に液体窒素冷却Yb:YAGセラミックスを採用するアプローチをとってきた。厚み400μmのYb:YAGのTRAMにおいてレーザ発振時,非発振時の温度上昇を実験で調べた結果,150K付近まで上昇している可能性があることが分かった。この問題への対策として,励起光の吸収パワーを複数のYb:YAGディスクに分散することにより熱負荷を低減するTRAM多段増幅方式(ジグザグアクティブミラー方式)を新たに考案した。ジグザグアクティブミラー発振器による発振実験により,CW発振時に最大出力214W,光変換効率50%,スロープ効率62%を得た。更に本方式の小信号利得実験の結果を示した。

シソーラス用語： *YAGレーザ ,  *レーザ増幅器 ,  レーザ発振 ,  *高出力レーザ ,  連続レーザ ,  レーザ出力 ,  効率 ,  小信号利得 ,  全反射
準シソーラス用語： *Yb:YAGレーザ ,  変換効率 ,  スロープ効率

分類 (1件)： 固体レーザ  (BD04080W)

引用文献 (8件)：

• H. Fucuse, J. Kawanaka, K. Takeshita, N. Miyanaga, T. Saiki, K. Imasaki, M. Fujita, and S. Ishii, Opt. Lett.34, 3439(2009).
• 古瀬裕章, 河仲準二, 佐伯拓, 藤田雅之, 今崎一夫, 石井伸也, 竹下賢司, 宮永憲明, ILT年報 (財) レーザー技術総合研究所,(2009).
• J. Kawanaka. S. Tokita. H. Nishioka. M. Fujita. K. Yamakawa. K. Ueda and Y. Izawa. Laser Physics 15. pp. 1306(2005).
• R. L. Aggarwal. D. J. Ripin. J. R. Ochoa. and T. Y. Fan. J. Appl. Phys.98.103514(2005).
• D. C. Brown. IEEE J Sel. Topics Quantum Electron.11.587(2005).

タイトルに関連する用語 (4件)： 次世代 ,  大出力レーザー ,  増幅器 ,  開発