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J-GLOBAL ID:201002218872513203   整理番号:10A0248015

台湾におけるDjulis(Chenopodium formosanum)のべタシアニン色素の熱及びpH安定性並びに抗酸化活性との関連

Thermal and pH Stability of Betacyanin Pigment of Djulis (Chenopodium formosanum) in Taiwan and Their Relation to Antioxidant Activity
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巻: 58  号:ページ: 1020-1025  発行年: 2010年01月27日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Djulis穀粒は風乾後色素を水抽出し凍結乾燥した。抽出物はpH2-11で溶解し,50-90°Cで30分加熱し,ベタシアニン色素はHPLCで分離し,LC-MSで同定した。吸収極大は530nmにあり,熱安定性はpHに依存した。抗酸化活性はA530 と相関したことからA530 を指標に用いた。HPLCの4ピークの内,2ピークはm/z551のベタニン(47.8%)及びイソベタニン(30.0%)であり,他のピークはm/z727のアマランチン(13.6%)及びイソアマランチン(8.6%)であった。4成分の抗酸化能は鉄還元能(FRAP)がベタニンで56.8%,イソベタニンで16.0%を占め,DPPHラジカル捕集能がベタニンで51.8%,イソベタニンが22.2%を占めた。Djulis穀物の有用性が示された。
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