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J-GLOBAL ID：201002219636822919   整理番号：10A0433213

3人会話における非言語情報と「場の活性度」に関する検討

A Study of Nonverbal Cues and Atmosphere in Three-Person Conversation

著者 (9件)： 前田貴司 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  高嶋和毅 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  梶村康祐 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  山口徳郎 (沖電気工業) ,  北村喜文 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  岸野文郎 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  前田奈穂 (大阪大 人間科学) ,  大坊郁夫 (大阪大 大学院人間科学研究科) ,  林良彦 (大阪大 大学院言語文化研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 457(HCS2009 64-88)  ページ： 73-78  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,参加者が感じる場の盛り上がりと定義する「場の活性度」を自動的に推測する手法の確立を目指し,3人会話中の発話量,手の動き,頭部方向や身体の移動などの非言語情報と,場の活性度との相関を実験的に調査した。実験では,初対面で同世代の3人による会話を扱い,外部からの刺激による場の盛り上がりの支援という研究目標を踏まえ,情報提示の有無による差も調査した。その結果,場の活性度に対して発話量や手の動きの相関が高く,頭部の動きや発話量の偏りの相関が低いこと,情報提示の有無がそれらの関係に影響することなどが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *会話 ,  発話 ,  *情報 ,  場 ,  分析 ,  クロストーク ,  感情 ,  情動 ,  表示 ,  多重回帰分析
準シソーラス用語： 会話分析 ,  重回帰分析 ,  情報提示 ,  達成感 ,  *非言語情報 ,  満足感 ,  話者交代

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (15件)：

• 村山綾. 課題解決場面での集団内葛藤に関する実験的研究-葛藤タイプと対処方法が集団の成果に及ぼす影響. 信学技報. 2005, 104, 45-50
• 村山綾. 集団コミュニケーションにおける相互依存性の分析(2)-3人会話集団における会話満足度に影響を及ぼす要因. 信学技報. 2006, 106, 146, 7-12
• 大坊郁夫. 社会的スキル・トレーニング方法序説 : 適応的な対人関係の構築. 対人社会心理学研究. 2003, 3, 1-8
• 藤原健. 笑いによる気分誘導がコミュニケーション行動に及ぼす影響. 信学技報. 2008, 108, 1887, 47-52
• 加藤雄一. 音声情報を用いた会議における雰囲気把握支援方法の検討. 情処学大会講演論文集, 2005. 2005, 151-152

タイトルに関連する用語 (4件)： 会話 ,  非言語情報 ,  場 ,  活性度