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J-GLOBAL ID:201002220762032875   整理番号:10A0900887

Aドメイン/M1′リンカーの延長とフッ化ベリリウム結合により形成されCa2+を結合したCa2+-ATPアーゼのADP非感受性ホスホ酵素の安定構造アナログ

Stable Structural Analog of Ca2+-ATPase ADP-insensitive Phosphoenzyme with Occluded Ca2+ Formed by Elongation of A-domain/M1′-linker and Beryllium Fluoride Binding
著者 (4件):
資料名:
巻: 285  号: 32  ページ: 24538-24547  発行年: 2010年08月06日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筋小胞体のCa2+-ATPアーゼにおいて,E1PCa2→E2PCa2→E2P+2Ca2+の反応機構を検討するため,輸送部位で2つのCa2+を結合するADP非感受性リン酸化酵素中間体(E2PCa2)の安定なアナログを開発した。この安定化をするために,AドメインとM1ドメイン間のGlu40-Ser48ループを延長し,さらにフッ化ベリリウム(BeFx)をCa2+-ATPアーゼ(E1Ca2)のリン酸化部位に結合した。それとは別に,このリンカー伸長変異のE2P基底状態アナログの腔側にCa2+を結合させて,E2Ca2・BeF3-複合体を形成させた。複合体の形成には触媒性Mg2+部位への二価カチオンの結合が必要だった。リン酸化産物であるE1PCa2とE2P基底状態が可逆的な異性化時にE2PCa2の遷移状態を形成できた。したがって,異性化と腔側でのCa2+放出は触媒部位でのリン酸化と厳密に共役し,このときGlu40-Ser48リンカーとMg2+が構造的に重要な役割をすることがわかった。
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分類 (1件):
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