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J-GLOBAL ID:201002223909126039   整理番号:10A1100339

コムギ圃場におけるネズミムギによるコムギ減収率の簡易査定法

A simple method to assess wheat yield loss by Italian ryegrass (Lolium multiflorum Lam.) in the fields
著者 (11件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 174-182 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コムギ圃場におけるネズミムギ発生量とコムギ減収率との関係を迅速かつ簡易に把握するため,達観調査による簡易査定法を開発した。コムギとダイズを連作する静岡県袋井市豊住の水田転作団地を調査対象とし,2004年~2007年のコムギ収穫時期に圃場別にネズミムギ発生量の達観調査を行った。達観調査による査定基準は「無」,「微」,「少」,「中」,「多」,「甚」の6段階とした。査定したランク別にコムギ収量,ネズミムギ個体数,全乾物重をコドラート(1m×1m)調査した。達観調査に基づく査定ランクごとにネズミムギの発生量(個体数と全乾物重)に明瞭な差があり,コムギの減収率を概ね適正に評価していた。コドラート内のネズミムギの個体数が多く,乾物重が大きいほど,コムギ精子実重の減収率が高く,その関係は方形双曲線モデルにより回帰できた(R2>0.6)。20%以上のコムギ減収が生じるネズミムギの密度は8~12個体/m2以上であった。達観調査による簡易査定法は,地域レベルでの雑草発生量,コムギ減収量を迅速に推定する上で有効である。(著者抄録)
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分類 (3件):
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麦  ,  雑草による植物被害  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (20件):
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