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J-GLOBAL ID:201002224664751761   整理番号:10A0844767

フランス国中南部丘陵地帯の乳加工体系-オーベルニュ地域圏の酪農家の事例から-

Milk processing system in the hilly terrain, south-central France-From case studies of the dairy farmers in Auvergne Region-
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資料名:
巻: 59  号:ページ: 103-114  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: F0966A  ISSN: 1343-0289  CODEN: MISAFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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フランス中南部の冷涼・湿潤地帯における乳加工体系について,4世帯の酪農家への調査を行い報告した。カンタル,サレール,サン・ネクテール,ブルーチーズ(ブルー・ドーベェルニュ,フルム・ダンベール,ブルー・ダベズ)などを製造していた。カンタル,サレール加工世帯では,凝固剤使用系列群とクリーム分離系列群が確認され,熟成チーズ加工に特化していた。市販の乳酸菌やカビは添加せず,中・長期熟成に適した凝乳作りをし,通年冷涼,高湿潤な天然の環境でチーズを熟成させている。バター加工は凝固剤使用系列群内部に組み込まれていた。サン・ネクテールおよびブルーチーズ加工農家では凝固剤使用系列群の乳加工を採用し,熟成チーズ加工に工業的・商業的に特化していた。市販の乳酸菌やカビを使用し,チーズに適した凝乳に処理し,人工的な環境で熟成を行っていた。クリーム分離系列群や発酵乳系列群の加工技術を利用していなかった。これにより,フランス中南部丘陵地帯の乳加工体系は,凝固剤使用系列群の熟成チーズに特化していた。これは,冷涼湿潤な生態環境や資源利用性,熟成による味覚性の向上,経済的利益性,少労力性などの要因によると考えられた。
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チーズ 
引用文献 (14件):
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