文献

J-GLOBAL ID：201002227327422844   整理番号：10A0908364

自動車用の制振防音構造の三次元有限要素法による減衰応答解析(二重壁間の連結部材のモード減衰への影響)

Damped Vibration Responses for Automotive Sound Proof Structures Using Three-Dimensional Finite Element Method (Effects of Connection Parts between Double Walls on Modal Damping)

著者 (4件)： 山口誉夫 (群馬大 大学院工学研究科) ,  保泉寛彰 (群馬大 大学院) ,  黒沢良夫 (富士重工業) ,  榎本秀喜 (富士重工業)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 768  ページ： 2016-2023  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車のフロアパネルには,制振材を積層した鋼製パネルと樹脂シートで多孔質材を挟み込んだ吸音二重壁構造が用いられる場合がある。実際の自動車では,これらの二重壁は他の部品で連結されることにより制振性能が劣化するサウンドブリッジ現象が発生しうる。吸音二重壁構造に二重壁間を連結する部材を追加し,三次元有限要素でモデル化した。連結部材が系のモード減衰や共振時の固有モードへ与える影響を解析した。解析には,著者らが先に提案したMSKE法(Modal Strain and Kinetic Energy Method)を三次元制振防音構造へ適用し,スペーサの要素への散逸エネルギーの分担率を計算し,減衰の連成現象を分析した。(著者抄録)

シソーラス用語： *自動車 ,  *音響構造 ,  *制振構造 ,  有限要素法 ,  応答解析 ,  減衰 ,  振動解析 ,  二重壁 ,  固有モード ,  エネルギー散逸 ,  CAD【計算機】 ,  解析モデル
準シソーラス用語： 三次元有限要素法 ,  *防音構造

分類 (1件)： 振動,乗心地  (QG02030D)

引用文献 (19件)：

• 1) CROCKER M. J. Trans. of ASME, J. Engineering for Industry. (1971) p.775-782.
• 2) ZWIKKER C. Sound Absorbing Materials. Elsevier Press. (1949)
• 3) BIOT M. A. Journal of the Acoustical Society of America. (1995) vol.28, no.2, p.168-178.
• 4) ATTALA N. Journal of the Acoustical Society of America. (1998) vol.104, no.3, p.1444-1452.
• 5) YAMAGUCHI T. Mechanical Systems and Signal Processing. (2007) vol.21, p.535-552.

タイトルに関連する用語 (8件)： 自動車 ,  制振 ,  防音構造 ,  三次元有限要素法 ,  減衰 ,  応答解析 ,  二重壁 ,  連結部材