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J-GLOBAL ID：201002227755570319   整理番号：10A0757263

酒粕による飲酒後のアルコール濃度低減効果

著者 (1件)： 入江元子 (月桂冠 総研)
資料名： 日本醸造協会誌  (Journal of the Brewing Society of Japan)
巻： 105  号： 7  ページ： 440-446  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： F0481A  ISSN： 0914-7314  CODEN： NJKYES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者は,これまでに清酒粕による酔いの低減効果を報告している。そこで,本報では,清酒粕を乳酸菌によってさらに発酵させたものを飲酒前に摂取した場合の,飲酒後のアルコール濃度に及ぼす影響を報告した。また,アルコール濃度の低減効果に関する被験者のデータから推測される作用機序について解説した。さらに,乳酸菌発酵酒粕の機能性食品への応用について考察した。

シソーラス用語： *清酒粕 ,  *飲酒 ,  減少 ,  作用 ,  乳酸菌 ,  機能性食品 ,  時間 ,  前処理 ,  食餌効果
準シソーラス用語： 飲酒後 ,  減少作用 ,  *酒粕 ,  低減 ,  濃度減少

分類 (1件)： 酒類一般  (FK04021Y)

引用文献 (11件)：

• 1) 上脇達也, 伊藤雅範, 大熊浩, 高木雅博: アミノ酸の抗アルコール効果とそのチョコレートへの応用, 食品工業, 38, 57–64(1995)
• 2) 上野正男, 長沼邑子, 入部和男, 塚本昭次郎, 鐘ケ江孝, 松村芳子, 押田茂實, 名児耶忠章, 嶋村政男: アルコール代謝におよぼすアミノ酸および糖の影響, アルコール研究と薬物依存, 29, 290–291(1994)
• 3) Park HM, Eo YW, Cha KS, Kim YM, Lee KB.: Determination of free acetaldehyde in total blood for investigating the effect of aspartate on metabolism of alcohol in mice, J. Chromatogr. B. Biomed. Sci., 719, 217–21(1998)
• 4) Kakuda T, Sakane I, Takihara T, Tsukamoto S, Kanegae T, Nagoya T.: Effects of tea (Camellia sinensis) chemical compounds on ethanol metabolism in ICR mice, Biosci. Biotechnol. Biochem., 60, 1450–4(1996)
• 5) Tsuruoka N, Kidokoro A, Matsumoto I, Abe K, Kiso Y.: Modulating effect of sesamin, a functional lignan in sesame seeds, on the transcription levels of lipid–and alcohol–metabolizing enzymes in rat liver : a DNA microarray study, Biosci. Biotechnol. Biochem., 69, 179–88(2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酒粕 ,  飲酒 ,  アルコール ,  低減効果