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J-GLOBAL ID：201002228811342223   整理番号：10A0229267

支部発 話題欄 1 光触媒を用いたエネルギー変換及び環境浄化

著者 (2件)： 阿部竜 (北大 触媒化学研究セ) ,  阿部竜 (JST-さきがけ)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 63  号： 3  ページ： 232-233  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光触媒の研究分野では,近年「可視光利用」,すなわち「可視光応答型光触媒の開発」が最重要課題として活発に検討されている。光触媒を用いた水の分解による水素製造については,最終的な太陽エネルギー変換効率の観点から,地表における太陽光スペクトルの大部分を占める可視光の利用が必須であり,1つのアプローチとして植物の光合成を模倣した新規な反応系の開発が進められている。また,光触媒を用いた有機物の分解除去に関しては,屋内空間への応用展開を主な目的として,新規可視光応答型光触媒の開発が進められている。本稿では,これらの現状について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *光触媒 ,  エネルギー変換 ,  *エネルギー変換効率 ,  *公害対策 ,  *浄化 ,  *可視光 ,  *水 ,  *分解反応 ,  *水素 ,  生産 ,  製造 ,  太陽エネルギー ,  太陽光 ,  光合成 ,  量子収量 ,  光ポンピング ,  反応機構 ,  酸化チタン ,  酸化タングステン ,  酸素 ,  *酸化 ,  白金触媒 ,  酸化銅
準シソーラス用語： *環境浄化 ,  光励起 ,  *酸化分解反応 ,  水素製造

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

引用文献 (11件)：

• KUDO, A. Chem. Soc. Rev. 2009, 38, 253
• FUJISHIMA, A. Surface Science Reports. 2008, 63, 515
• SAYAMA, K. Chem. Commun. 2001, 2416
• ABE, R. J. Phys. Chem. B. 2005, 109, 16052
• KUDO, A. Chem. Lett. 2004, 33, 1534

タイトルに関連する用語 (4件)： 話題 ,  光触媒 ,  エネルギー変換 ,  環境浄化