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J-GLOBAL ID:201002231952623464   整理番号:10A1140232

三次元構築物は高い細胞活性を誘導する:構造的安定性および蛋白質とサイトカインの特異的な生産

Three-dimensional constructs induce high cellular activity: Structural stability and the specific production of proteins and cytokines
著者 (4件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 153-157  発行年: 2010年11月05日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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三次元(3D)細胞構築物により誘導される,安定性と機能に関わる特異的な性質を評価し,単層構造と比較した。ヒト線維芽細胞(FC)とヒト臍帯静脈内皮細胞(EC)より成る,3D細胞多層を,階層細胞操作法により調製した。興味あることに,ECは均一に4層(4L) FCに接着し,タイトジャンクション形成が,センチメータースケールで広く観察できたが,ヘテロなECドメイン構造が単層(1L) FC上に観察された。細胞構造からの熱ショック蛋白質70 (Hsp70)とインターロイキン-6 (IL-6)の生産を検討し,細胞機能に与える3D構造の影響を明らかにした。ECのHsp70発現は,EC単層と比べ4L-FC構造への接着後に低下した。驚くことに,熱ショックに対するHsp70生産反応は,3D構造形成により非熱ショックと比べ,約10倍著しく増加したが,単層構造は変化を示さなかった。更に,炎症性サイトカイン,IL-6の生産は,FCの層の数に依存して有意に低下した。我々が知る限りでは,これは細胞安定性および機能に与える基本的な3D構造の影響に関する最初の報告である。これら所見は,組織エンジニアリングだけでなく,基本細胞生物学に重要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞・組織培養法 

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