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J-GLOBAL ID:201002234703495161   整理番号:10A0329976

VEGFR2に特異的な一本鎖Fvを発現する腫瘍標的化CTL

Tumor-targeting CTL expressing a single-chain Fv specific for VEGFR2
著者 (8件):
資料名:
巻: 394  号:ページ: 54-58  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞傷害性Tリンパ球(CTL)は,腫瘍免疫における重要なエフェクター細胞である。in vitroで増殖させた腫瘍特異的CTLを用いた養子移入療法は,癌転移および再発の抑制に対する有望な方法である。しかしながら,転移したCTLは,不適切な腫瘍への浸潤により,臨床試験で効果を示さない。このため,腫瘍標的化CTLのような機能を修飾したCTLの開発が,広く望まれている。ここでは,レトロウイルスベクターを用いたCTL形質導入により,血管内皮成長因子受容体2(VEGFR2/flk1)に特異的な,一本鎖抗体フラグメント(scFv-CTL)を発現する,腫瘍標的化CTLをデザインした。scFv-CTLは,VEGFR2/flk1発現細胞に結合し,腫瘍細胞に対するそれらの細胞傷害性活性を保持した。加えて,腫瘍を有するマウスへのscFv-CTLの養子移入は,腫瘍組織における転移CTLの蓄積増加により腫瘍増殖を効果的に抑制した。これら所見は,scFv発現法による腫瘍血管内皮細胞に標的化できる,CTLの調製が,養子免疫治療の効果の改善に相当有望であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 
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