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J-GLOBAL ID:201002236762027026   整理番号:10A0088757

ナス細胞質雄性不稔性の新たな素材とその稔性回復遺伝子の遺伝様式

A Novel Source of Cytoplasmic Male Sterility and a Fertility Restoration Gene in Eggplant (Solanum melongena L.) Lines
著者 (7件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 425-430 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナス台木用品種’耐病 VF’は,Solanum grandifolium と S. melongena の種間雑種で一般的に後代種子の獲得は困難である。しかしながら,’耐病 VF’に S. melongena である’LS1934’を交雑したところ,多数の交雑を繰り返す中で偶然的に僅かながら F1 種子とその自殖後代である F2 種子を得ることができた。F2 世代では雄性不稔個体と可稔個体が分離した.雄性不稔個体に S. melongena を交雑した後代はすべて雄性不稔であったことから,これら個体は S. grandifolium の細胞質に由来する細胞質雄性不稔性を有すると推察された。この細胞質雄性不稔性は花粉が形成されない雄性不稔性であり,種々の環境に対して安定的に発揮される。一方,この S. grandifolium の細胞質を有しつつ自殖可能な個体が有する稔性回復遺伝子の遺伝様式を推定した。検定用交雑集団における稔性の分離を調査し,稔性回復には単一の優性遺伝子が関与していることが明らかになった。さらに,栽培種 S. melongena の細胞質を有しつつ稔性回復遺伝子をホモで有する系統を育成し,実用的な F1 採種への利用が可能であることを示した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  作物の品種改良  ,  生殖 
引用文献 (22件):
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