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J-GLOBAL ID:201002236871466455   整理番号:10A0703559

超粉末活性炭および粉末活性炭の天然有機物質吸着能の比較

Comparison of natural organic matter adsorption capacities of super-powdered activated carbon and powdered activated Carbon
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号: 14  ページ: 4127-4136  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは市販されている通常の粉末活性炭(PAC)をサブミクロン粒径範囲に粉砕して作成した超粉末活性炭(S-PAC)の天然有機物質(NOM)吸着能を研究した。NOMとモデル化合物として使用した分子量(MWs)が1.1,1.8,および4.6kDaのポリスチレンスルホン酸(PSS)のS-PAC吸着能はPACの吸着能よりもかなり大きかった。吸着能の増加は,試験した活性炭の5種全てで見られた(2種の木質系,2種のココナツ系,および1種の石炭系)。MWs0.3および1.0のポリエチレングリコール(PEGs)のS-PACおよびPAC吸着能は同じであった。MWs3.0および8.0 kDaのPEGsのS-PAC吸着能はPACの吸着能よりも僅かに大きかったが,吸着能の差違は吸着質のMW範囲が同じでもNOMおよびPSSsほどではなかった。著者らは,NOMおよびPSSsでみられたS-PACおよびPACの吸着能の差違が,内部孔径または構造の差違,活性の差違,または粒径変化による平衡の非到達ではなく2種の活性炭の粒径の差によるものであると結論した。S-PACおよびPACの吸着能における差違は,特異UV吸光度(SUVA)が小さいNOMよりも大きいNOMで大きかった。PACよりも大きなS-PACの吸着能は単位質量あたりの比外表面積が大きいことで説明できた。著者らは,内部細孔容積の大きな部分が小粒径の活性炭で利用されると仮定した,なぜなら,NOMおよびPSS分子は優先的に粒子の外表面近くに吸着されて吸着剤粒子に完全に浸透しないからである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  吸着剤 
タイトルに関連する用語 (3件):
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