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J-GLOBAL ID:201002237105729947   整理番号:10A0676340

爬虫類及び鳥類の卵におけるレチノイド貯蔵

Retinoid storage in the egg of reptiles and birds
著者 (5件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 113-118  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レチナールの貯蔵は一連の無羊膜脊椎動物(硬骨魚及び両生類)及びホヤ類由来の卵で確認されているが,卵生羊膜脊椎動物(爬虫類及び鳥類)の卵におけるレチノイド貯蔵状態はまだ詳しく解明されていない。本研究では,4種の爬虫類と5種の鳥類について研究し,レチナールは一般に卵黄に蓄えられていることを見出した。さらに,レチナールは爬虫類卵では主要なレチノイドであり,低レベルのレチノールを有したのに対し,鳥類卵ではかなりの量のレチノールだけでなくレチナールも蓄えられていた。両爬虫類及び鳥類では,レチナールは一般に蛋白質と結合し,この蛋白質は無羊膜脊椎動物の卵においてレチナールと結合する蛋白質と相同であると推測された。レチナールの一般的な貯蔵状態にもかかわらず,レチノールは異なる蛋白質と結合した。爬虫類卵では,レチノールはレチナールも含まれる卵黄顆粒画分で見出された。しかしながら,鳥類卵のレチノールはレチナールから分離する卵黄血漿画分で主として見出された。これらの結果から,鳥類卵におけるレチノール貯蔵は爬虫類から鳥類の分岐後に獲得し,レチナール貯蔵は脊椎動物の出現前に獲得し,その後,卵生脊椎動物の進化中に保存されることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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ビタミンA  ,  生殖器官 
タイトルに関連する用語 (5件):
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