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J-GLOBAL ID：201002237343854369   整理番号：10A0957523

熱くない!?熱い!!プラズマアクチュエータ DBDプラズマアクチュエータによる翼剥離制御メカニズム-バースト波解析が語るもの-

著者 (2件)： 藤井孝藏 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  浅田健吾 (東大 大学院)
資料名： ながれ  (日本流体力学会誌)
巻： 29  号： 4  ページ： 259-270  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： Y0082A  ISSN： 0286-3154  CODEN： NRRGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者等は誘電体バリア放電プラズマアクチュエータ(DBD-PA)を利用した翼面上の剥離制御に関する数値解析的研究を進めているが,その中で得られた剥離制御メカニズムに関連する結果とその考察に基づくバースト波を中心にした幾つかの成果を紹介した。バースト波はDBD-PAにおけるイオン移動を一旦止めて休止期間を設けるが,そうすることでなぜアクチュエータの効果が高まるのか,そのメカニズムを理解する上でバースト波を再現し,そこで起こっている各時間スケールの現象を理解することが最大の近道と考えたわけである。数値解析は三次元圧縮性Navier-Stokes方程式にDBD-PAをモデル化して得られる項を加えたものを支配方程式とし,コンパクトスキームを用いたインプリシットなラージエディシミュレーションを行った。

シソーラス用語： *アクチュエータ ,  無声放電 ,  表面 ,  *制御 ,  境界層剥離 ,  波動 ,  ラージエディシミュレーション
準シソーラス用語： バースト波 ,  *プラズマアクチュエータ ,  誘電体バリア放電 ,  翼面 ,  *流れ制御【流体】

分類 (2件)： 航空機の空気力学  (QK02010T) ,  その他の制御機器  (IC02040U)

引用文献 (22件)：

• POST, M. L. Separation control on high angle of attack airfoil using plasma actuators. AIAA J. 2004, 42, 2177-2184
• CORKE, T. C. SDBD plasma enhanced aerodynamics : concepts, optimization and applications. Prog. Aerosp. Sci. 2007, 43, 193-217
• 椿野大輔. プラズマアクチュエータを用いた翼前縁剥離の制御における位置及び個数の影響. 日本機械学会論文集B編. 2007, 73, 727, 663-669
• SEIFERT, A. Delay of airfoil stall by periodic excitation. J. Aircraft. 1996, 33, 691-698
• GLEZER, A. Aspects of low-and high-frequency actuation for aerodynamic flow control. AIAA J. 2005, 43, 1501-1511

タイトルに関連する用語 (7件)： プラズマアクチュエータ ,  DBD ,  翼 ,  剥離制御 ,  メカニズム ,  バースト ,  波解析