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J-GLOBAL ID：201002237353871016   整理番号：10A0256561

大腸菌のホスホトランスフェラーゼシステムのN,N′-ジアセチルキトビオースブランチのIIA^{キトビオース}-IIB^{キトビオース}複合体の溶液構造

Solution Structure of the IIA^Chitobiose-IIB^Chitobiose Complex of the N,N′-Diacetylchitobiose Branch of the Escherichia coli Phosphotransferase System

著者 (3件)： JUNG Young-Sang (National Inst. Health, Maryland) ,  CAI Mengli (National Inst. Health, Maryland) ,  CLORE G. Marius (National Inst. Health, Maryland)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 6  ページ： 4173-4184  発行年： 2010年02月05日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌のN,N′-ジアセチルキトビオース特異的酵素II(II^Chb)のIIA^Chb-IIB^Chb複合体の溶液構造を,NMRを用いて決定した。実験では,IIA^Chbのリン酸化状態模倣変異体(H89E)および分子間ジスルフィド結合形成を欠損したIIB^Chb変異体(C10S)を用いた。これらを用いてIIA^Chb-IIB^Chb界面の構造,活性部位ループの配置およびリン酸転移状態を求めることができた。また,IIB^{マンニトール}(IIB^Mtl)との比較も行った。IIA^ChbとIIA^Mtlの構造類似性は低かったが,His-リン酸-Cysリン酸転移状態の位置,および複合体界面の残基の構成は類似していた。H89E-C10S複合体に関するこれらの知見は,リン酸転移に関わる事象の構造的基礎になる。

シソーラス用語： 大腸菌 ,  *ホスホトランスフェラーゼ ,  界面 ,  表面構造 ,  活性部位 ,  立体配座 ,  結合角 ,  静電相互作用 ,  分子間相互作用 ,  立体障害 ,  *糖輸送 ,  リン酸化 ,  ジスルフィド結合 ,  *膜タンパク質
準シソーラス用語： *ジアセチルキトビオース輸送体 ,  ねじれ角 ,  界面構造 ,  *糖輸送体

分類 (2件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： N,N′-ジアセチルキトビオース

タイトルに関連する用語 (5件)： 大腸菌 ,  ホスホトランスフェラーゼ ,  キトビオース ,  複合体 ,  溶液構造