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J-GLOBAL ID：201002237737764276   整理番号：10A1080247

サンゴ礁海域における底質中懸濁物質含量の変動解析

著者 (6件)： 仲宗根一哉 (沖縄県衛生環境研) ,  金城孝一 (沖縄県衛生環境研) ,  灘岡和夫 (東京工大) ,  宮川勝司 (沖縄環境分析センター) ,  吉本昌弘 (沖縄環境保全研究所) ,  佐藤泰夫 (いであ)
資料名： 季刊全国環境研会誌  (JELA)
巻： 35  号： 3  ページ： 143-152  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： F0601B  ISSN： 1346-4965  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 陸域からの土壌流出によるサンゴ礁海域の汚染を定量的に把握する方法として海域の底質中懸濁物質含量の測定がある。サンゴ礁海域の底質中懸濁物質含量は,主に陸域からの土壌等の流入と台風や季節風等の波浪による底質撹乱によって変動すると考えられる。底質中懸濁物質含量の変動に及ぼす要因について定量的に評価するため,沖縄島の8海域における底質中懸濁物質含量の長期観測データと気象および波浪の長期観測データを用いて各海域の底質中懸濁物質含量の変動を説明する回帰モデルを得た。また,この回帰モデルを漸化式に変形した底質中懸濁物質含量予測モデルを用いてサンゴ礁海域の保全管理手法について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *珊瑚礁 ,  土砂流出 ,  流送土砂 ,  水質汚濁物質 ,  *懸濁物質 ,  底質調査 ,  予測モデル ,  海洋環境 ,  自然保護 ,  環境管理

分類 (1件)： 海洋汚濁  (SB02040B)

引用文献 (17件)：

• 大見謝辰男: 陸域からの汚濁物質の流入負荷. 環境省・日本サンゴ礁学会編, 日本のサンゴ礁.66-70, 環境省, 2004
• 大見謝辰男, 仲宗根一哉, 満本裕彰, 比嘉榮三郎: 陸上起源の濁水・栄養塩類のモニタリング手法に関する研究. 平成14年度内閣府委託調査研究サンゴ礁に関する調査研究報告書, 86-102, 2003
• 大見謝辰男: 赤土等の流出によるサンゴ礁の汚染. 沿岸海洋研究, 40, 141-148, 2003
• 大見謝辰男: 沖縄県の赤土汚濁の調査研究 (第2報) --赤土汚濁簡易測定法と県内各地における赤土濃度--. 沖縄県公害衛生研究所報, 20, 100-110, 1987
• 大見謝辰男: SPSS簡易測定法とその解説. 沖縄県衛生環境研究所報, 37, 99-104, 2003

タイトルに関連する用語 (6件)： サンゴ礁 ,  海域 ,  底質 ,  懸濁物質 ,  含量 ,  変動解析