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J-GLOBAL ID：201002238034046904   整理番号：10A1027981

有限性を考慮した資源・環境評価に関するエコトピア社会評価手法開発

著者 (3件)： 藤井実 (環境研) ,  林希一郎 (名古屋大 エコトピア科研) ,  伊東英幸 (名古屋大 エコトピア科研)
資料名： 環境科学会誌  (Environmental Science)
巻： 23  号： 5  ページ： 410-419  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： L1842A  ISSN： 0915-0048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々が日々の生活や経済活動において利用する機能を得るために,どれだけの負荷を資源や環境に与えているかを俯瞰的に評価する指標を提案した。消費という概念ではなく,占有という概念で,地球上の,あるいは地域の物質,空間,労働,環境汚染物質の収容力の各項目に与える影響を評価するものである。項目ごとに,占有量に占有する期間を乗じ,それを全体の容量で除した占有率時間が,共通の単位を持つ指標となる。このような評価体系を新たに設定することによって,持続可能な社会の構築に資する技術や制度を,適切に評価することができると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 行動 ,  環境影響 ,  *評価基準 ,  指標 ,  占有率 ,  主観評価 ,  社会
準シソーラス用語： 経済活動 ,  *環境負荷 ,  持続可能な社会

分類 (1件)： 環境工学一般  (SA01010K)

引用文献 (32件)：

• DAVIS, J. Time-dependent material flow analysis of iron and steel in the UK. Part 2. Scrap generation and recycling, Resources. Conservation and Recycling. 2007, 51, 118-140
• (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構. 平成17年度成果報告書, 廃棄物資源の再資源化・集積化のためのグローバルモデル構築に関する先導調査. 2006
• DAIGO, I. Accounting for steel stock in Japan. ISIJ International. 2007, 47, 7, 1065-1069
• 加用千裕. 建築分野における木材の需給バランスを考慮した炭素収支評価. 環境システム研究論文集. 33, 115-124
• GRABAR, V. A. Assessment of atmospheric carbon sequestration in forest products. Russian Meteorology and Hydrology. 2008, 33, 4, 212-216

タイトルに関連する用語 (6件)： 有限性 ,  資源 ,  環境評価 ,  社会 ,  評価手法 ,  開発