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J-GLOBAL ID：201002239300335662   整理番号：10A0763825

固体状態NMRのための14.1Tでの動的核分極実験

Dynamic nuclear polarization experiments at 14.1T for solid-state NMR

著者 (8件)： MATSUKI Yoh (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TAKAHASHI Hiroki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  UEDA Keisuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  IDEHARA Toshitaka (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  OGAWA Isamu (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  TODA Mitsuru (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  AKUTSU Hideo (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUJIWARA Toshimichi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 22  ページ： 5799-5803  発行年： 2010年06月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジャイロトロンFU CW IIを用いての装置の開発により,14.1Tの静磁場及び約90°Cの温度でのDNP-NMR実験を行った。ジャイロトロンは394.5GHzのサブミリ波を第二高調波操作で放射した。サブミリ波を低温DNP-NMRプローブ中の試料上に円偏光導波系を用いて照射した。NMR信号強度の約10倍の増大を,¹³C標識の有機化合物に対して試料部での0.7Wのサブミリ波パワーにおいて観測した。強いサブミリ波照射と試料スピニング信号増強を改善せず,それは試料加熱に起因する。高磁場はNMRの分解能と感度を増強するが,DNPによりその増強を理論的に低下させる。14.1T以上の高磁場でのDNPにより,試料スピニング,振動数掃引及びラジカル化合物系の交差効果による試料最適化,並びにHeガスによる試料温度低下により改善される。

シソーラス用語： *核分極 ,  ジャイロトロン ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  静磁場 ,  サブミリ波 ,  炭素13NMR ,  MASNMR ,  *窒素複素環化合物 ,  第二高調波発生 ,  *固体NMR
準シソーラス用語： *動的核分極

分類 (2件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (1件)： [[4,4′-[イミノ(2-ヒドロキシトリメチレン)オキシ]ビス(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン)]-1,1′-ジイルビスオキシ]ラジカル

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体状態 ,  NMR ,  動的核分極 ,  実験