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J-GLOBAL ID：201002240854806916   整理番号：10A1030031

GPUプロセッサを用いたディジタル信号処理技術

著者 (1件)： 佐藤裕幸 (三菱電機 情報技総研)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 93  号： 10  ページ： 888-890  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 画像処理に利用されてきたGPUは高密度の並列性演算性能を持つことから処理時間のかかるディジタル信号処理に適用することで,流体力学,生命科学等の画像処理以外の汎用的な処理に応用するGPGPUが高速化を図る手段として利用されている。ここでは,汎用CPUとGPUのアーキテクチャ上の相違点を概説し,GPUベンダのNVIDIA社の個々のGPUのハードウェア構造を意識しないでGPUプログラミングを可能にするCUDAソフトウェア環境の内容を紹介した。また,GPUプロセッサのディジタル信号処理技術の適用事例として,航空機や人工衛星に搭載し,雲などの影響を受けずに観測できる合成開口レーダの画像再生処理への適用方法と得られた計測結果を紹介した

シソーラス用語： *マイクロプロセッサ ,  専用プロセッサ ,  *コンピュータグラフィックス ,  信号処理 ,  *画像処理 ,  合成開口レーダ ,  画像再生
準シソーラス用語： GPU ,  ディジタル信号処理 ,  GPGPU

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• OWENS, J. D. GPU computing. Proc. IEEE. 2008, 96, 5, 879-899
• NVIDIA Corporation. NVIDIA CUDA Programming Guide. 2009, 2
• 青木尊之. はじめてのCUDAプログラミング. 2009
• KHRONOS group. OpenCL overview
• 佐藤裕幸. グラフィックス処理用プロセッサGPUによるSAR画像再生処理の高速化. 信学技報. 2010, SANE2010-2, 7-12

タイトルに関連する用語 (3件)： GPU ,  プロセッサ ,  ディジタル信号処理