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J-GLOBAL ID：201002240941511655   整理番号：10A0327734

SiO₂/(アクリル高分子/エポキシ)懸濁液のレオロジー I 線形粘弾性

Rheology of SiO₂/(acrylic polymer/epoxy) suspensions. I. Linear viscoelasticity

著者 (4件)： UEMATSU Hideyuki (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  AOKI Yuji (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SUGIMOTO Masataka (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  KOYAMA Kiyohito (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Rheologica Acta  (Rheologica Acta)
巻： 49  号： 3  ページ： 299-304  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0158A  ISSN： 0035-4511  CODEN： RHEAAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクリル高分子(AP)とエポキシ樹脂(EO)とのブレンドに種々の体積分率φのSiO₂を添加したSiO₂/(AP/EP)懸濁液の線形粘弾性特性を温度Tを変えて研究した。ブレンド中のEP含量を70vol%とした。SiO₂粒子はエポキシシランカップリング剤で処理した。SiO₂粒子の効果は末端領域で強調され,φ<30vol%の粘弾性液体からφ>40vol%の粘弾性固体への転移が観測され,これを臨界粒子含量と臨界ゲル温度で起こる臨界ゲル化として説明した。SiO₂/(AP/EP)系はφが35vol%,T=100°Cで貯蔵及び損失弾性率(G’とG”)と振動数ωとのベキ則関係G’=G”/tan(nπ/2)∝ωⁿを持つ臨界ゲル挙動を示した。臨界ゲル指数nをおよそ0.45と評価した。温度上昇と共にゲル化した。

シソーラス用語： *アクリル樹脂 ,  *エポキシ樹脂 ,  ポリマブレンド ,  乳濁液 ,  懸濁液 ,  *粘弾性 ,  温度依存性 ,  濃度依存性 ,  固体 ,  相転移 ,  *ゲル化 ,  臨界点 ,  動弾性係数 ,  損失弾性率 ,  振動数 ,  べき ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ

分類 (3件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： SiO2 ,  アクリル高分子 ,  懸濁液 ,  レオロジー ,  線形粘弾性