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J-GLOBAL ID：201002241133105425   整理番号：10A1025260

粘弾性ホプキンソン棒法の低インピーダンス材料への応用

A Polymeric Split Hopkinson Pressure Bar Method and Its Applications to Low Impedance Materials

著者 (3件)： 玉男木隆之 (舞鶴工高専) ,  曽我部雄次 (愛媛大) ,  横山隆 (岡山理大)
資料名： 実験力学  (JSEM)
巻： 10  号： 3  ページ： 340-346  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： L4590A  ISSN： 1346-4930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 音響インピーダンスの低い(軟質)材料の衝撃特性を評価するための,粘弾性応力棒を用いた粘弾性ホプキンソン棒法(SHPB法)を提案した。粘弾性SHPB法における粘弾性波の伝ぱ,および粘弾性SHPB実験における波形補正について述べた。3ピースゴルフボールに使用されている3種類の材料を試料として粘弾性SHPB実験を行い,粘弾性特性を決定した。さらに,粘弾性SHPB法による粘弾性特性の妥当性を検証するために,FEM解析によるゴルフボールの衝突シミュレーションを行った。3ピースゴルフボールの材料の粘弾性特性には,3要素固体モデルが適用可能であることがわかった。またFEM解析から,粘弾性SHPB法による粘弾性モデルはゴルフボールの衝撃挙動に対して適用可能であることを示した。

シソーラス用語： *圧縮試験 ,  *衝撃試験 ,  *粘弾性 ,  動特性 ,  インピーダンス ,  ポリメタクリル酸メチル ,  衝撃応力 ,  波動伝搬 ,  シミュレーション ,  球 ,  コンプライアンス
準シソーラス用語： FEM解析 ,  *Hopkinson棒法 ,  ゴルフボール ,  数値シミュレーション ,  動的特性 ,  *粘弾性特性 ,  波動伝播

分類 (1件)： ゴム・プラスチック材料  (HC02030I)

引用文献 (16件)：

• KOLSKY, H. An Investigation of Mechanical Properties of Materials at Very High Rate of Loading. Proceedings of the Physical Society of London, B. 1949, 62, 676-700
• WANG, L. Generalization of Split Hopkinson Bar Technique to Use viscoelastic Bars. International Journal of Impact Engineering. 1994, 15, 5, 669-686
• SOGABE, Y. A Split Hopkinson Bar Method for Testing Materials with Low Characteristic Impedance. The 1995 Joint ASME/JSME Pressure Vessels and Piping Conference, Honolulu. 1995, 137-143
• CHENG, Z. Q. Wave Dispersion and Attenuation in Viscoelastic Split Hopkinson Pressure Bar. Shock and Vibration. 1998, 5, 5-6, 307-315
• BACON, C. An Experimental Method for Considering Dispersion and Attenuation in a Viscoelastic Hopkinson Bar. Experimental Mechanics. 1998, 38, 4, 242-249

タイトルに関連する用語 (4件)： 粘弾性 ,  ホプキンソン棒法 ,  低インピーダンス ,  応用