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J-GLOBAL ID：201002241314918126   整理番号：10A0495523

植物性発生材を原料とする堆肥の人の感覚をもとにした評価に関する研究

Study of Value of Compost Made from Plant Waste Based on the Human Senses

著者 (8件)： 石井匡志 (アゴラ造園) ,  荻野淳司 (アゴラ造園) ,  原田秀樹 (日比谷アメニス) ,  山田拓広 (花豊造園) ,  岩波美保子 (立山エンジニアリング) ,  八色宏昌 (グラック) ,  桜井忠 (近代造園さくらい) ,  鳥越昭彦 (都市緑化技術開発機構)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 73  号： 5  ページ： 399-402  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物性発生材を原料とする堆肥の化学的評価と人の感覚による評価の相互の関係性について比較検証した。5種類の堆肥を選定し,製造者へのヒアリング調査,造園会社の社員への対面式アンケート調査などを実施した。その結果,豊富な経験がなくても,人の感覚による直感的な判断が有効である可能性が示唆された。C/N比,窒素量,腐植量については,人の感覚による評価から,分析値を推測できる可能性が示唆された。分析値による分類と人の感覚による評価は必ずしも一致しないいことがあり,人の感覚による評価の限界があることが推測された。

シソーラス用語： 堆肥 ,  *肥効 ,  評価 ,  化学分析 ,  人間 ,  生産者 ,  面接調査
準シソーラス用語： 化学的評価 ,  感覚評価 ,  *植物堆肥 ,  聞き取り調査

分類 (1件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (18件)：

• 1)三星暢公・伊藤梓美・桑原茜・高橋輝昌・朝野義人・小林達明(2001):植物発生材の分解特性に及ぼす諸要因の影響:日本緑化工学会誌 27(1),312-315
• 2)高橋輝昌・米田伸吾・石井匡志・荻野淳司(2008):堆肥添加と頻繁な切り返しによる剪定枝葉の堆肥化特性:ランドスケープ研究(オンライン論文集)1,40-43
• 3)高橋輝昌・伊藤香那子・野口敬記・浅野義人・小林達明(2002):植物性発生材の粒径および窒素施肥が分解特性・土壌の性質・植物生育に及ぼす影響:日本緑化工学会誌 28(1),263-266
• 4)熊谷千冬・齋藤公夫・畑中篤(2005):二酸化炭素放出速度を基にした家畜ふん堆肥の簡易腐熟度判定法:日本土壌肥料学雑誌 76(4),435-440
• 5)間藤徹・沢田こずえ・藤井孝夫(2002):呼吸測定による堆肥腐熟度の判定法:日本土壌肥料学雑誌 73(4),427-431

タイトルに関連する用語 (8件)： 植物 ,  原料 ,  堆肥 ,  人 ,  感覚 ,  もと ,  評価 ,  研究