抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東京メトロが取り組んでいる,既存車両及び新造車両の省エネ化について述べた。1)東西線の落合~高田馬場間で実運行の使用電力量を測定したところ,運転方法により結果が大きく異なった。このことから運転時分の範囲内で,最も消費電力が少なくなるように車両性能を考慮して運転曲線を精査し,それに従って運転することが最も省エネに繋がることが分かった。2)架線電圧リミッタの高電圧化と粘着リミッタの解除により,半蔵門線8000系車両において約16%の消費電力量低減が可能となった。3)東西線15000系について原単位計算を行い,編成形態は5M5Tが最適であることが分かった。また固定子素線絶縁及び固定子導体・鉄心材の最適化により,モータの高効率化を推進する。4)南北線ATO運転では,惰行区間の増加により約15%の消費電力量低減が可能であることを確認した。