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J-GLOBAL ID：201002242702781872   整理番号：10A0838798

Mg-Ge系の焼結合金の調製とリチウム二次電池でのアノード特性

Preparation of Sintered Alloys in the System Mg-Ge and Anodic Properties in Lithium Secondary Batteries

著者 (2件)： ESAKA Takao (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  I-IDA Yuya (Tottori Univ., Tottori, JPN)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 78  号： 8  ページ： 666-670  発行年： 2010年08月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg-Ge系の合金は焼結法で調製できるかどうかを調べるために,Mg₂Ge粉体を高温,アルゴン雰囲気下で焼成した。その結果,これら試料が焼結合金として得られることが分かった。次いで,電気化学的測定から導電剤として銅を含む焼結材料がリチウム二次電池用のアノード活性材料として働くことが分かった。それらを,焼成時に消滅する炭酸水素アンモニウム(NH₄HCO₃),ポリビニルアルコール(PVA)又はマグネシウム粉末のような添加成分と共に焼成すると,多孔性焼結合金が調製できた。これは非多孔性のものより良好なサイクル安定性をもつアノード材料としても働く。この結果から焼結法は合金材料の調製に有用で発展性があることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *焼結合金 ,  *ゲルマニウム合金 ,  *マグネシウム含有合金 ,  *合金化 ,  *リチウム二次電池 ,  *アノード ,  陽極挙動 ,  焼結 ,  粉体 ,  金属間化合物 ,  焼成 ,  導体材料 ,  銅 ,  炭酸水素アンモニウム ,  ポリビニルアルコール ,  マグネシウム ,  金属粉末 ,  多孔質金属 ,  安定性 ,  添加物効果 ,  充放電サイクル ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  *電極材料 ,  Coulomb効率 ,  *物 ,  *改変
準シソーラス用語： アノード挙動 ,  導電剤

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  電極過程  (CB07040U) ,  二次電池  (YB04030K)

引用文献 (22件)：

• 1) T. Horiba, K. Hironaka, T. Matsumura, T. Kai, M. Koseki, and Y. Muranaka, J. Power Sources, 119, 893 (2003).
• 2) N. Terada, T. Yanagi, S. Arai, M. Yoshikawa, K. Ohta, N. Nakajima, A. Yanai, and A. Arai, J. Power Sources, 100, 80 (2001).
• 3) K. Tatsumi, T. Kawamura, S. Higuchi, T. Hosotubo, H. Nakajima, and Y. Sawada, J. Power Sources, 68, 263 (1997).
• 4) A. Satoh, N. Takami, and T. Ohsaki, Solid State Ionics, 80, 291 (1995).
• 5) H. Nozaki, K. Nagaoka, K. Hoshi, N. Ohta, and M. Inagaki, J. Power Sources, 194, 486 (2009).

タイトルに関連する用語 (6件)： Mg ,  Ge ,  焼結合金 ,  調製 ,  リチウム二次電池 ,  アノード