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J-GLOBAL ID:201002243397282255   整理番号:10A0070140

積分球を用いた絶対光ルミネセンス量子収量測定によるイリジウム錯体の光物理研究

Photophysical Study of Iridium Complexes by Absolute Photoluminescence Quantum Yield Measurements using an Integrating Sphere
著者 (7件):
資料名:
巻: 7415  ページ: 741504.1-741504.8  発行年: 2009年 
JST資料番号: D0943A  ISSN: 0277-786X  CODEN: PSISDG  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らの開発した絶対光ルミネセンス量子収量測定装置を用いて,イリジウム錯体の評価をおこなった。この装置は積分球中に試料支持器を据付けた構成である。また,イリジウム錯体は,有機薄膜にドープされたもの,あるいは脱気溶液中のものを対象とした。イリジウム錯体fac-トリス(2-フェニルピリジン)イリジウム(III)[Ir(ppy)3]およびその誘導体は高いリン光量子収率(90%以上)を示したが,ビス(2-(2′-ベンゾ(4,5-a)チエニル)ピリジナート-N,C3′)イリジウム(III)(アセチルアセトナート)[Btp2Ir(acac)]のリン光量子収率は低かった(40%以下)。励起イリジウム錯体の無放射減衰の機構を明らかにするため,時間分解光音響測定をおこなった。すべてのイリジウム錯体は光励起後,効率100%近くでS1-T1項間交差を生じることがわかった。このことは,Btp2Ir(acac)のリン光量子収率が低いのは,T1-S0項間交差過程が,リン光状態と基底状態との間の小さなエネルギーギャップにより誘起されたためであることを示唆した。
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分類 (1件):
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錯体のルミネセンス 
物質索引 (6件):
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