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J-GLOBAL ID:201002245243696262   整理番号:10A1017520

光合成細菌変異株を用いたレブリン酸濃度,pHの最適化,および酸化還元電位の制御による5-アミノレブリン酸の大量生産

Industrial production of 5-aminolevulinic acid by a mutant photosynthetic bacteria (Rhodobacter sphaeroides strain CR-720) cultured under optimal conditions
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資料名:
巻: 88  号:ページ: 455-462  発行年: 2010年09月25日 
JST資料番号: G0440B  ISSN: 0919-3758  CODEN: SEKAEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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すでに得ている光合成細菌変異株R.spharoides CR-720株は,N-メチル-N′-ニトロ-N-ニトロソグアニジンによる変異を逐次行い取得した変異株であり,光照射せずに従来の変異株に対して5-アミノレブリン酸(ALA)を高蓄積する。本菌株は前駆体として50mMグルコース,60mMグリシン,ALA脱水酵素阻害剤として5mMレブリン酸および10gl-1酵母エキス存在下,2l発酵槽でALAを生産させたところ,親株であるCR-606株に対して生産量は40%増大した。また,グリシンの追添加およびレブリン酸添加濃度の最適化を行い,厳密にpHを6.25±0.05に制御した結果,ALAを43mM生産した。さらに,培地を改良し高菌体濃度を得た。本培地で生育したCR-720株の菌体が持つALA合成酵素活性はCR-606株の約3倍であった。さらに,3l発酵槽を用いて酸化還元電位(ORP)を指標とした酸素供給条件の設定を行った結果,ORP値が-150から-100mVでALAの生産は最大値を示した。CR-720株は最終的にALAを52mM生産し,生産速度は1.6mM h-1を得た。(著者抄録)
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微生物代謝産物の生産 
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