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J-GLOBAL ID：201002245878541141   整理番号：10A1100343

ダイズ作における重要雑草の埋土種子調査法

Methods for surveying seed bank of serious weeds in soybean.

著者 (4件)： 澁谷知子 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  中谷敬子 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  中山壮一 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター) ,  小林浩幸 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター福島研究拠点)
資料名： 雑草研究  (Journal of Weed Science and Technology)
巻： 55  号： 3  ページ： 208-217 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0809B  ISSN： 0372-798X  CODEN： ZASKAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイズ栽培の重要雑草であるアサガオ類,タデ類,アメリカセンダグザ,シロザ,ヒユ類およびメヒシバの埋土種子の調査方法を紹介した。アサガオ類(Ipomoea spp.)は直接分離法が簡便である。タデ類(Persicaria spp.)とアメリカセンダグサ(Bidens frondosa)は,発芽試験とTTC検定を組み合わせる。シロザ(Chenopodium album)とヒユ類(Amaranthus spp.)は比重分離法が適している。メヒシバ(Digitaria ciliaris)は直接分離法もしくは比重分離法にTTC検定を併用する必要がある。なお,調査に資するため,これらの植物の分布,生活史,種子の形態・寿命・発芽・休眠特性,幼植物の形態的特徴なども述べた。

シソーラス用語： *ダイズ ,  畑地 ,  *雑草 ,  発生予察 ,  *種子 ,  調査 ,  分離 ,  検定 ,  サツマイモ属 ,  タデ属 ,  キク科 ,  アカザ属 ,  ヒユ属 ,  *埋土種子 ,  Persicaria ,  Chenopodium album ,  アメリカセンダングサ
準シソーラス用語： 直接分離法 ,  比重分離法 ,  TTC検定 ,  アサガオ類 ,  Ipomoea ,  アメリカセンダグサ ,  Bidens frondosa ,  シロザ ,  Amaranthus

分類 (5件)： 豆類  (FC03035U) ,  雑草による植物被害  (FC04062J) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  植物学研究法  (EH01020C) ,  植物生態学  (EE02000E)

引用文献 (53件)：

• 赤座光市1940.農地雑草種子の早産性及び多産性.農及園15, 161-162.
• 浅井元朗2008.転換畑の外来難防除雑草とその防除対策.東北の雑草8, 12-16.
• 浅井元朗・大段秀記・市原実・石田義樹2010.ムギ作における難防除雑草の埋土種子調査法.雑草研究55, 218-227.
• Baskin, C.C. and J.M. Baskin 1998. Seeds. Academic Press, London, pp.101-132.
• Elmore, C.D., H.R. Hurst and D.F. Austin 1990. Biology and control of morningglories (Ipomoea spp.). Rev. Weed Sci. 5, 83-114.

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイズ ,  雑草 ,  埋土種子 ,  調査