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J-GLOBAL ID：201002245904207220   整理番号：10A0663902

乳牛ふん由来のメタン発酵消化液の施用方法がコマツナの収量と亜酸化窒素発生量に与える影響

Influence of application method and rate of digested liquid from methane fermentation on N₂O gas emission and plant growth

著者 (2件)： 藤川智紀 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  中村真人 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 81  号： 3  ページ： 240-247  発行年： 2010年06月05日 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは茨城県の圃場において,乳牛ふん由来のメタン発酵消化液を用いたコマツナの生育を行い,施用方法が収量と亜酸化窒素(N₂O)発生量に及ぼす影響を調べた。その結果,収量とN₂O発生量は消化液使用量と共に増加した。表面施用ではアンモニア揮散のためN₂O発生量は小さくなるが収量も低くなり,表面覆土では大気中へのN₂O発生削減が期待されたが混和区と同じ結果となった。

シソーラス用語： 液体肥料 ,  *発酵液 ,  メタン発酵 ,  家畜糞尿 ,  *コマツナ ,  酸化二窒素 ,  *肥効 ,  温室効果ガス ,  茨城県 ,  土壌 ,  作物収量
準シソーラス用語： *メタン発酵消化液 ,  亜酸化窒素 ,  牛糞 ,  覆土

分類 (1件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (20件)：

• 相崎万裕美. 生ゴミメタン発酵消化液の野菜苗への肥効について. 埼玉農総研研報. 2006, 6, 78-80
• CHOUDHARY, M. A. Nitrous oxide emission from a New Zealand cropped soil : tillage effecs, spatial and seasonal variability. Agric. Ecosyst. Environ. 2002, 93, 33-43
• 土壌環境分析法編集委員会編. 土壌環境分析法. 1997, 241-243
• 藤川智紀. メタン発酵消化液の施用による土壌から大気への温室効果ガス発生量の変化. 農業農村工学会論文集. 2008, 254, 85-95
• HAYAKAWA, A. N_2O and NO emissions from an Andisol field as influenced by pelleted poultry manure. Soil Bio. Biochem. 2009, 41, 521-529

タイトルに関連する用語 (7件)： 乳 ,  牛ふん ,  メタン発酵消化液 ,  コマツナ ,  収量 ,  亜酸化窒素 ,  発生量